【サマータイム制導入に反対する】 vol.1101


◎はじめに

 アホな政治家どもが疫病禍を一向に抑えられないので、予定を変
 更して、今回も「かんむり」(?笑。「コロナ」)関連の話した
 いと思います。
 どうか御容赦願います。


●観光にも公害があったってことです!

 日本で『二〇一九肺炎』(「にぃ・まる・いち・きゅう・はいえ
 ん」と読みます。もちろん、私が勝手につけた名前です。「コロ
 ナ」と呼ぶのは、あまりに馬鹿げているので。)という疫病がこ
 こまで広まったのは、民主党政権が火をつけ、安倍政権が推し進
 めまくった観光ファッショのせいです。
 ちなみに、当メルマガにおいて、「観光ファッショ」と言った時
 の「観光jには、イベントや国際会議、さらには、それらによっ
 て恩恵を受ける飲食業や土産品業、爆買いを当て込んだ小売業…
 等々も含まれます。(今まで説明していませんでした。すみませ
 ん。)
 話を戻すと、観光フャッショが二〇一九肺炎という疫病を日本国
 内に招き入れ、それを広めたのは、否定できない事実です。
 また、そのせいで、多くの産業が打撃を受け、産業以外の公共性
 の強い事業にまで、多くの支障をもたらしてしまっています。
 もちろん、死者も出しています。
 後遺症に苦しむ人々も。
 様々な社会問題も引き起こしています。

 これは、立派な『公害』です!
 正真正銘の『環境問題』です!!

 つまり、観光にも公害があったということなのです。
 公害は、決して、「ものづくり」や発電事業だけがもたらすもの
 ではないのです。
 「恥の文化」の国の人なら、この事実を素直に受け入れるべきで
 す。


●崩れた「クリーンな産業」というイメージ

 政治やメディアの世界では、観光には「クリーンな産業」という
 イメージがありました。
 でも、そのイメージが、今や完全に崩れ去ってしまったのです。
 今までデタラメなイメージを刷り込まれていた(つまり、彼らは
 ここでも国民を騙していた)事実に気付かなければなりません。

 観光がもたらす公害は、確かに、「公害」という言葉がよく使わ
 れていた昭和40年代頃までの公害とは、かなり異なるものです。
 その頃の公害は、たとえば水銀やNOxやSOx…といったような
 特定の物質が原因であるという(原因がわかってしまえば)単純
 なものでした。
 これに対し、観光がもたらす公害は、そのような単純な物質論で
 説明できるものではなく、様々な分野のことがややこやしく絡ん
 でくる複雑なものです。
 ですから、「温室効果ガス」などのような『単純な物質論』を好
 む人たちには受け入れ難いものかもしれません。
 特に、「環境」に対して、変な自信を持っている人たちには。

 観光に疫病招きという公害があることは、当メルマガでも指摘し
 たことがありました。
 実は観光の公害には他にもいろいろありまして、たとえば、ゴミ
 の増加や風紀の乱れ、騒音や違法駐車や不法侵入などの迷惑行為、
 落書きや持ち去り…等々、沢山あるのです。
 また、景観最優先からくる規制も、観光に無関係な住民にとって
 は、我慢や犠牲を強いられるわけですから、やはり公害です。

 観光に公害が無いなんて、全くの大嘘です。
 このあたりは、再生可能エネルギーとよく似ています。


●疫病問題は観光立国論の「構造的」欠陥

 疫病を招き入れてしまうこと、そして、疫病が広まると「商売あ
 がったり」になってしまうことは、観光立国論の「構造的」欠陥
 です。
 え?、「何で『構造的』なんて言葉を用いたのか?」ですって?
 そりゃ〜、観光ファッショを推し進めてきた連中が、昔、得意に
 なって用いていた言葉だからですよ。

 平成の時代になった途端に、バブルがはじけ、経済は大恐慌状態
 に…。
 その時、彼らは「構造(的)」という言葉を振り回して、「痛み」
 しかない大「改革」を行ったのです。
 まずは「ものづくり」産業を「ぶっ潰し」ましたね。
 それから、英国を猿真似した金融ビッグバンで、金融業まで「ぶ
 っ潰し」ました。
 そんなことをやった連中が夢中になったのが、観光ファッショだ
 ったわけです。
 だから、「構造的」という言葉を用いて、観光立国論の致命的問
 題点を皮肉ってやったわけです。
 ブーメランっす。(笑)

 彼らのやらかしたことを考えれば、その程度の罵声を浴びせられ
 るのは当然のことでしょう


●憲法改正しても無駄…「観光のために死ね!」ファッショ

 ところで、この疫病禍のことを重くみて、憲法改正を説く人がい
 ますね。
 国民を守ることができるように、政府にもっと強い権限を持たせ
 られるよう、憲法を改正すべきだ…と。

 確かに、それはごもっともな主張です。
 ですが、観光ファッショなんかをやっていたのでは、たとえ憲法
 を改正できたとしても無駄です。
 なぜなら、観光ファッショが足枷(あしかせ)になってしまうの
 で、結局、何もできないからです。
 ですから、憲法改正はやるだけ無駄になってしまうのです。

 観光ファッショは、憲法改正さえをも無意味なものにしてしまう
 ものなのです。
 それでもまだ固執するの?


●戦略に殺される時代

 それにしても、何で、ああも「観光」に固執するのでしょうね?
 観光基地外としか言いようがありません。
 いくら観光に利権があったとしても、疫病が入ってきては、無意
 味になってしまうではありませんか。
 それに気付かないというのは、やっぱり基地外です。
 観光偏執狂ですね。

 なぜに、そこまで、「観光」に執着するのか?
 それは、観光ファッショが「戦略」だからです。

 戦略の行き着くところは、結局、「〜のために死ね」なのです。
 前から言っているように、戦略とは、計画経済の言い換えでしか
 ないのです。
 ならば、計画経済と同じ害毒があるのは当然のことでしょう。

 戦略は、独裁の産物。
 しかも、それを決めた独裁者は、その責任を一切取らず。
 下々の者がノルマを課せられ、達成できない場合は、下々の者が
 責任を取らされたり、報いを受けたりする。
 どんなにご立派な戦略も、それが計画というものである以上、状
 況がかわってしまうとオジャンになる。
 だから、下々の者は「戦略のために死ね!」になる。
 そんなものが「いい」なんて言うのは、根が真っ赤っかな連中だ
 けでしょう。

 そもそも、戦略とは戦争のための長期的計画のことであり、戦争
 とは敵をやっつけたり抑え込んだりする活動なのですから、建設
 的なものでもなければ生産性のあるものでもないのです。
 ならば、そんなもので豊かになれるわけがないでしょう。

 本当に重要なのは、戦略なんかではなく、目的意識です。
 戦略は、手段にすぎません。
 従って、戦略崇拝なんてバカやってると、手段の目的化に陥って
 しまいます。
 実際、今の日本はそうなっているのではありませんか?


●現代日本を蝕む三大悪

 ここで、今の日本を蝕んでいる三大悪を指摘しておきたいと思い
 ます。

 まず一つは、すぐ上で述べた戦略崇拝です。
 これについては、もう説明は不要でしょう。
 観光ファッショだけでなく、環境ファッショも、戦略なのですよ。
 それで利権を貪ろうとする連中の…。(たとえば、ハイブリッド
 車で有名なトヨタとかですね。)

 二つめは、欧米猿真似主義です。
 これも、もう何度も話題にしてきたので、説明は不要でしょう。
 悪いところばかり真似して、良いところは絶対に見習わない。
 観光ファッショも、環境ファッショも、欧米猿真似主義の好例で
 す。

 そして、三大悪の三つめ!
 それは、『女ウケ狙い』です。
 たとえば、テレビ番組がつまらないものばかりになってしまった
 のも、女ウケ狙いの結果です。
 そして、観光ファッショも、環境ファッショも、女ウケ狙いの一
 種なのです。
 観光好きは、女の方が断然多いでしょう。
 環境についても、「エコ」キチやってるのは、大抵、女です。
 これは意外な盲点ではないかと思います。

 ちなみに、日本を蝕んでいるものには、この他にも、解釈原理主
 義とか、数値狂とか、統計狂とか、偶像狂とかがあるのですが、
 それらついては、また別の機会に…。


●『女ウケ狙い』と自虐史観

 ところで、三つめの『女ウケ狙い』が自虐史観と関係があること
 を御存知でしたか?

 よく考えてみて下さい。
 従軍慰安婦、南京大虐殺、731部隊…等々、これらは全て『男』
 しか加害者になり得ないことです。
 つまり、『女』は加害者にはなり得ないことなのです。
 だから、女には受け入れられやすいわけです。

 そういえば、狂信的信者には女が多いですよね。
 それも、こういうわけだったのです。
 女にとっては、これらのウソは、よくよく考えると、人ごとでし
 かない。
 また、男に少しでも恨みや妬みのある女にとっては、男を攻撃す
 るための絶好のネタにもなります。
 さらに、自分が自虐史観のせいで酷い目にあったとしても、「こ
 んなことになるのは、男のせいだ!」と決めつけることができま
 す。
 そういう誘惑に負ける愚か者がいるわけです。

 もちろん、騙す側は、そうした心理につけ込むわけです。
 だから、間違っても「女もやった」とは言わない。
 いわゆる「分離主義」(分断・引き裂き工作)です。
 中共がよく言っているではありませんか。
 「分離主義は許さない」と。
 あれは、自分たちがやっている(仕掛けている)から言うのです
 よ。(笑)

 ちなみに、戦前の男には、「男は寡黙であることが美徳である」
 と考える人が多かったようです。
 だから、ウソにも、ひたすら忍の字。
 そういうところにも、まんまとつけ込んだわけです。
 こういう話を聞かされても、なお自虐史観に染まっていられると
 したら、その人はよほどの男(日本男児)嫌いということでしょ
 う。

 このように、自虐史観と真っ赤なフェミニズムは不可分なものな
 のです。


●全てがオヤジギャグ化している独善病国=ニッポン

 ところで、こんな話をすると、「私は女だけど、今時のテレビ番
 組は全然つまらいわよ!」と反論したくなる女の人もいるのでは
 ないかと思います。
 実は、そこに、もう一つの問題が隠されているのです。
 それは「独善」という名の病気の蔓延です。

 今の権力者には、独善家が多い。
 しかも、世代的に「画一化」志向の強い者が多い。
 だから、彼らは「これは(全ての)女にウケる」と思い込んでし
 まいがちなわけです。
 実際には一部の女にしかウケないことでも。

 そう、やること、なすこと、全てオヤジギャグのレベルなのです。
 オヤジギャグとは、本来、一周以上遅れのギャグのことだそうで
 すが、そんなギャグをかませるのは、彼らが独善的だからです。
 何もしない(∴オヤジギャグをかますこともしない)よりもタチ
 が悪い。
 自分は「良いことをした」と思い込んでいるわけですね。

 ですから、『女ウケ狙い』についても、その調子なのです。
 これは女にウケる、オレ様はいいことをした…と自己陶酔してい
 るのです。
 ならば、まともな女の人が「つまらん!」と思うことがあっても、
 ちっとも不思議ではないでしょう。

 『女ウケ狙い』なんかするような奴に、ろくな奴はいません。
 日本ではほとんど知られていないようですが、実はヒトラーがそ
 うだったのです。
 女の人気をとても重要視していました。
 おかげで、実際、人気があったのだそうです。
 でも、彼は、結局、ドイツを破滅に導きました。
 そんなもんです。

 彼は戦争願望を抱いていた人物ですが、もしかしたら、それも女
 にモテるためだったのかもしれませんよ。
 オスの強さに惹かれるのがメスの野性的本能ですからね。
 そのことは、女子生徒たちが体育会系の男子に「キャーキャー」
 言っているのを見ればわかるでしょう。
 もっとも、そうだとすると、ヒトラーは、それを意識しすぎて破
 滅したことになるのですがね。

 国を破滅させる政治家には、『女ウケ狙い』好きが非常に多いも
 のです。
 日本の政治家も決して例外ではありません。
 たとえば、安倍も、そういう人物です。
 「女性が輝く社会」とか、ほざいていましたでしょう。
 安倍のご自慢の一つである介護保険制度も、「女性の介護からの
 解放」を謳い文句にしていたものなのですからね。
 『女ウケ狙い』が大好き。
 ならば、ヒトラー同様、日本をダメにしてくれるのは当然のこと
 でしょう。


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