【サマータイム制導入に反対する】 vol.1098


◎前書き

 今回から、やっと、4回前までの話の続きに戻ります。
 ただし、疫病関連の話もします。
 やはり、放ってはおけない大問題ですからね。

 ということで、よろしくお願いします。


●人殺しのニセ科学=『おしめり気象学』を斬る!<15>

 <14>で述べたように、「空気(大気)があたためられると上
 昇する」という話は、嘘です。
 たとえ下からあたためられたとしても…です。

 かなり間があいてしまったので、要点だけでも復習しておきまし
 ょう。
 空気の温度が上がっても、膨張しようとするだけ。
 従って、膨張できなければ、軽くはならない。
 上に冷たい空気(=重たい空気)が乗っかっていると、膨張しに
 くいので軽くなりにくく、また蓋(ふた)のように邪魔になるの
 で、上昇できない。
 一方、(上に冷たい空気が乗っかっておらず)膨張できて軽くな
 れたとしても、周りの空気も軽くなったのでは、やはり上昇でき
 ない。
 以上が、<14>でのあらましでした。

 では、どうすれば空気は上昇できるのでしょうか?
 どんな状況になると空気の上昇はおきるのでしょうか?
 その答えを、今回は述べたいと思います。


●重い空気があれば良い

 その答えとは、相対的に重たい空気が存在することです。
 軽くなった空気が上昇するためには、それよりも重い空気が必要
 なのです。
 自分よりも重い空気があるからこそ、軽い空気は上昇するのです。


●真上ではない位置に

 さて、それならば、重たい空気がありさえすれば、軽い空気は上
 昇するのかというと、そうではありません。
 <14>での話からもわかるように、重たい空気が、上に蓋や重
 石のように存在したのでは、下になっている空気は上昇できませ
 ん。
 ですから、重い空気は、真上ではない位置に存在する必要がある
 わけです。


●つまり、寒気が必要ということです!

 このように、あたためられ(軽くなっ)た空気が上昇するために
 は、重たい空気が必要なのです。
 それも、真上ではない位置に。

 では、重たい空気とは、一体、何でしょう?
 それは、あたたまっていない空気(相対的に冷たい空気)です。
 あたたまっていない空気は、相対的に重いでしょう。

 では、あたたまっていない空気とは、何か?
 答えは簡単。
 『寒気』です。

 そう、寒気があるから空気の上昇がおきるのです。
 寒気がなければ、空気の上昇は絶対におこらないのです。


●寒気があれば、暖気でなくても上昇する

 もっと言うと、寒気が存在すれば、暖気でなくても上昇するもの
 なのです。
 寒気よりも温度が高ければ。
 だから、気温が低くなる冬にも嵐は発生するものなのです。

 このように、空気の上昇のためには、寒気が絶対に必要なのです。
 寒気さえあれば、空気の加熱も不要なのです。
 それぐらい、寒気は重要な因子なのです。
 気象現象の説明には絶対に欠かせない因子なのです。

 私が「寒気」という言葉を繰り返すのは、私が寒気好き人間だか
 らではありません。
 「寒気」原理主義者だからでもない。
 それが本当の因子だからなのです。
 それを「専門家」どもが無視するから、「寒気」という言葉を繰
 り返さなければならなくなっているのです。
 そんな私のことを「寒気偏執狂」呼ばわりするのは、全く反科学
 的な態度です。
 私は正統科学の常識を述べているだけです。
 それを(正直、嫌気がさしてくるほど)繰り返さなければならな
 くなっているのは、「専門家」どもが正統科学を否定するインチ
 キ説明を繰り返しているからです。

 つまり、「専門家」どもは人間のクズということです。
 クズでなければ、あんなことはできないはずです。

 もっとも、専門家というのが『名ばかり』であるのなら、話は別
 ですけどね。
 どちらにしても、社会にとっては害にしかならない存在であるこ
 とにかわりはないでしょう。

                    (次回に続く)


●改めて福島第一原発事故の本当の原因を考える <24>

 福島第一原発事故の原因の中で最も重要なのは、「想定外」でし
 ょう。
 想定外の高さの津波がきたから、外部電源関連設備が壊れ、原子
 炉冷却が止まってしまい、事故がおきたわけですから。
 想定外にならなければ、たとえ外部電源喪失対策がとられていな
 くても事故はおきなかったのです。
 ですから、想定外になった理由が非常に重要なのです。

 では、なぜ想定外になったのか?
 それは想定が低すぎたからですが、では、なぜ想定が低すぎるこ
 とになってしまったのか?

 東電がケチったからではありません。
 甘く見たからでもない。
 手抜きしたからでもない。
 それは、国の地震(地殻変動)に関する情報が正しくなかったで
 す。
 具体的に言うと、国がプレート境界の滑りやすさ(滑りにくさ)
 の診断を誤ったからです。
 本当は滑りやすくないものを、滑りやすいと診断してしまった。
 つまり、国によるこの誤診のせいで、東電は想定を誤ったのです。
 ならば、一番の責任は国にあるはずでしょう。
 東電は、むしろ、インチキ情報をつかまされた被害者とさえ言え
 るのです。

 だから、国も、その犬であるマスゴミも、プレート境界問題から
 世間の関心を逸らすような悪事を重ねているのです。
 その一例を今回は挙げておこうと思います。


●プレート境界問題を活断層問題にすり替えた菅政権の大罪

 それは、菅=民主党政権がプレート境界問題を活断層問題にすり
 替えてしまったことです。
 福島第一原発事故は、活断層の診断を誤ったためにおきたのでは
 ありません。

 な〜の〜に、当時の政権は、プレート境界問題のことは完全無視
 して、活断層のことばかり重視する政策をとりました。
 つまり、プレート境界に関する調査や研究や診断のやり直しは一
 切せず、活断層屋に強大な発言権を与えるということをやってく
 れたわけです。

 これにより、多くの原発が止められ、再稼働も妨害されるように
 なりました。
 まぁ、それだけでも大問題なわけですが、プレート境界問題が蔑
 (ないがし)ろにされたことも大問題です。
 原発事故の真の責任問題が誤魔化されたことになるわけですから。

 つまり、菅=民主党政権は、これで二重のうま味を得たわけです。
 まず、原発殺して、再生可能エネルギー利権をゲット!
 さらに、原発事故の真の原因を誤魔化して、国の責任逃れを実現。
 相当なワルですね、こいつらは。

 ワルは、菅=民主党政権だけではありません。
 この方針を批判しなかった当時の野党も同罪です。
 そりゃそうでしょう。
 いい加減なプレート境界診断が行われたのも、役に立たない原子
 力安全関連の委員会やら保安院やらが設けられたのも、自民党政
 権の時代だったのですから。
 自民党にだって、大きな責任がある。
 特に、党内最大派閥である安倍派(森派、町村派、現・細田派)
 には。
 ならば、諸手を挙げて歓迎するのは当然のことでしょう。

 政治家は、科学の敵であり、真実の敵であり、国民の敵であり、
 社会の敵であり、国家の敵でさえあるのです。
 そして、その犬となっているのが、テレビや新聞などのマスゴミ
 です。
 だから、「権力の監視」を自称するのです。

 なぜ彼らはプレート境界問題を活断層問題にすり替えたのか?
 それは、プレート境界誤診が福島第一原発事故の一番の原因だか
 らです。

                    (次回に続く)


●疫病侵入を招いた産業を支援する不公平

 さて、ここからは、今大問題になっている疫病関連の話です。

 中共原産の疫病のせいで、多くの産業がダメージを食らっていま
 すね。
 で、政府は観光関連業を支援するのだそうです。
 なるほど、確かに、観光関連業が最も大きなダメージを受けてい
 るようです。

 でも、ちょっと待って下さい。
 観光関連業は、この疫病侵入を招いた産業のはずです。
 そんな産業を支援するのは、おかしいのではありませんか?

 東電の福島第一原発は、放射能汚染を招きました。
 そのせいで、東電は叩かれまくりました。
 原子力村も…です。
 これらを支援することはありませんでした。
 それを考えると、観光関連業が叩かれず、逆に支援を受けるとい
 うのは、あまりに不公平なことだと思うのです。

 なるほど、疫病は観光関連業が生み出したものではありません。
 でも、それなら、津波だってそうでしょう。
 想定外の問題?
 観光が疫病侵入を招くことは、想定外のことではありませんよ。
 昔からわかっていたことです。

 それに、原発も、観光も、国が推進してきたことのはず。
 何が違うというのですか?

 以上のことを考えると、やはり不公平だと言わざるを得ないので
 す。


●五輪後は潰れるところもあったのではないか?

 確かに、観光関連業者が潰れているのは確かです。
 でも、そうした中には、東京五輪後には潰れる運命にあったとこ
 ろもあるのではありませんか?
 そんな業者を支援する必要は無いでしょう。
 税金の無駄遣いというものです。


●五輪後は考えない無責任

 こうしてみると、政府は東京五輪後のことは全く考えていないこ
 とがよくわかります。
 そう、アベノ観光ファッショは1980年代の再現が目的であり、
 東京五輪は、その総仕上げだったのです。
 だから、その後、必ず、1990年代の再来がある。

 実際、もう来てますね。
 もっとも、想定外の形でですが…。
 これで来年開催できなければ、1990年代以降の時代よりも、
 もっと酷い時代がやってくることでしょう。
 このまま観光依存を続けるならば。

 そう、歴史は繰り返すのです。
 当然でしょう。
 晋三は慎太郎の息子なんですから。
 蛙の子は、やっぱり蛙です。


●観光だけが供給過剰が許される不公平

 東京五輪後のことを考えるならば、観光関連業は供給過剰状態で
 あったはずです。
 いや、今でも、まだ供給過剰状態でしょう。
 なぜ観光だけが供給過剰状態が許されるのですか?

 バブル崩壊後、ものづくり業界では、会社がバタバタ潰されたり、
 部門がリストラされたりしました。
 金融業界でさえ、再編を余儀なくされました。
 なのに、今、観光だけが供給過剰状態が許されているのです。
 これは、あまりにも不公平なことではありませんか?


●日本を観光しかない国にした安倍親子

 要するに、安倍親子は日本を観光しかない国にしてしまったとい
 うことです。
 父親はバブル崩壊で資金面から『ものづくり』産業を痛めつけ、
 息子は環境ファッショで『ものづくり』産業をさらに痛めつけた。
 日本の『ものづくり』産業は、今や再起不能状態。
 だから、観光に依存するしかなくなってしまったのでしょう。

 そして、疫病侵入を招き、『ものづくり』産業だけでなく、観光
 までをも含む、あらゆる産業をダメにしてしまったのです。
 なるほど、確かに、廃国には安倍しかいません。(笑)


●そのくせ、疫病検査の供給過剰は許さない

 そのくせ、疫病の検査の供給過剰は許さないのですから、全く呆
 れたあべこべぶりです。
 こうなると、「安倍こべ」と記してやりたくなりますね。
 もっとも、同じ名字の人が迷惑するでしょうから、それはできま
 せんが…。

 次回以降に改めて説明しますが、この疫病の特徴を考えるならば、
 終息のためには、全ての人の検査が絶対に必要です。
 なぜなら、この疫病は重症化率が低いため、潜在化しやすいから
 です。
 第二波、第三波が来るのは、潜在化しているからです。

 また、人と接する機会が多い人、すなわち、若者が重症化しにく
 いこともまた、潜在化による感染拡大の原因となります。
 つまり、保菌者ならぬ保ウィルス者が、水面下でどんどん増えて
 いくことになるわけです。

 ですから、終息のためには、まず、この保ウィルス者の洗い出し
 が欠かせないわけです。
 そして、そのためには、全ての人の検査が欠かせないのです。

 ところが、安倍は、これに全く消極的。
 感染大予言AI構築のための『統計ごっこ』に明け暮れています。
 安倍こそ、最も悪い文系人間ではありませんか?

 観光依存を続ける限り、疫病侵入のリスクは永久に無くなりませ
 ん。
 ならば、なおさらのこと、検査の供給力を高いレベルにしておか
 なければならないはずです。
 なのに、全然、その気なし。

 要するに、安倍は、IT利権はあるが、検査の利権は無い…とい
 うことではないのか?


●「新型冠(かんむり)」って、何のこっチャイナ?

 ところで、この疫病、政府もマスゴミも「新型冠(かんむり)」
 と呼んでいますね。
 どういうつもりなのでしょう?

 「コロナ」とは、もともと『冠(かんむり)』の意味です。
 ですから、「新型コロナ」では、「新型冠(かんむり)」と言っ
 ていることになってしまうのです。

 「コロナ」という言葉が入っているのは、電子顕微鏡で見たウィ
 ルスの姿が冠のように見えるからです。(ついでに言うと、太陽
 のコロナも同様です。ただし、こちらは望遠鏡で…ですが。)
 ただそれだけの理由しかないのです。
 しかも、本来、三次元的なものであるはずのウィルスの姿を、二
 次元的にとらえた表現にすぎません。

 そんな表現なものですから、学術的にも、それほど意義のある呼
 び方ではないのです。
 事実、「コロナ」という表現は、ウィルスに関する情報を、ほと
 んど教えてくれません。
 だから、ウィルスについて、未だ解らないことがことが多いので
 す。

 そんな言葉を振り回して得意になるなんて、どういうつもりなの
 でしょう?
 命を落とす人もいるというのに、「冠(かんむり)」なんて呼び
 方を続けるとは、言語感覚がイカレすぎではありませんか?

 それとも、「世界の中の華(はな)」ウィルスだから「冠(かん
 むり)」ウィルスと呼んでいるのでしょうか?
 確かに、冠は王様とかが被るものですが…。
 真意が宗主国様に知れたら、一大事では?(笑)


●サヨク世代はカタカナ用語の乱用がお好き

 要するに、サヨク世代はカタカナ用語の乱用がお好きということ
 です。
 「クラスター」もそうでしょう。
 これ、『房』とか『集団』といった意味の言葉ですよ。
 『感染(者)』の意味はありません。
 ですから、「クラスターが発生した」では、集団が発生したとい
 う意味になってしまうのです。
 これではナンセンスではありませんか?

 そういえば、この言葉が氾濫し始めた頃、あるテレビ局の報道番
 組では、「クラスター」のことを「感染爆発」と訳していました。
 おそらく、クラスター爆弾からの類推でしょう。
 辞書ぐらい引きなさいよ。
 あんたら、文系人間でしょ。
 学生時代、どういう勉強の仕方してたの?

 「クラスター」という言葉を流行らせたのは、小池百合子(東京
 都知事)あたりではありませんか?
 おそらく、欧米の文書の感染形態かなにかの欄にクラスターとい
 う言葉が書かれてるのを見て、知ったかぶりして、話の中で用い
 たのでしょう。
 さすが、マスゴミ出身者!


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