【サマータイム制導入に反対する】 vol.1093
◎まずは毎度のお詫び
またしても、長期間(約一年一ヶ月)、発行が途絶えてしまい、
申し訳ありませんでした。
いろいろ災難がありまして…。
とにかく、今後もよろしくお願い申し上げます。
●8月や9月よりも10月の方が台風が強大化する超〜不思議
台風19号が猛威を振るっていますね。
おそらく、国やマスゴミは、これも地球温暖化のせいにすること
でしょう。
でも、ちょっと待て!
それって、どう考えても、変じゃない?
だって、8月や9月の台風よりも、10月の台風の方が強大化しちゃ
っているのですから。
10月の方が8月や9月よりも気温や海水温が高くなっているとでも
いうのでしょうか?
いくらなんでも、そんなことはないでしょう。
もう、おわかりですね。
そう、台風の強大化が地球温暖化のせいというのは、真っ赤な嘘
です。
温暖化すると台風が強大化するというのは、大嘘です。
もしそれが真実なら、10月の台風よりも、8月や9月の台風の方が
強大なものになるはずです。
でも、実際は正反対。
ですから、温暖化すると台風が強大化するというのは、大嘘なの
です。
台風の強大化が地球温暖化のせいというのは、真っ赤な嘘なので
す。
●台風発生の原因は海水温の高さではなく温度差
そもそも、台風発生(さらには、発達)の原因を、海水温の高さ
と決め付けているところが、全くの非科学なのです。
台風が発生・発達する本当の理由は、温度差です。
もう少し具体的に言うと、高温の海域、すなわち、低緯度の海域
の上空に、大陸からの寒気が(大気の大循環によって運ばれてき
て)乱入することにより、台風が発生・発達するのです。
高温の海域の上空に、寒気が乱入すれば、大気の間に大きな温度
差が生じ、それが大気の重さの差を生んで、猛烈な上昇気流が生
じるのです。
この話、もう何度もしましたよね。
でも、聞き入れない。
物理学的事実が、そんなにお嫌いですか?
●高温なのに台風が発生しない海域の方が断然広い
もし海水温の高さが台風発生の原因なのであるならば、高温(あ
る温度以上)の海域では、必ず台風が発生しているはずです。
ところが、実際には、台風が発生している海域よりも、(高温で
ありながら)台風が発生していない海域の方が断然広いのです。
この事実を知れば、海水温の高さが台風発生の原因であるとする
説が全くの大嘘であることがわかるはずです。
事実、この大嘘を支持するマスゴミ(たとえば、NHK)は、高
温でありながら台風が発生しない海域のことは、必ずスルーしま
す。
つまり、高温の海域のうち、台風が発生・発達している海域のこ
とだけを、大々的に、すなわち、アップで映すのです。
そういう海域をアップで映せば、それ以外の高温海域は、枠から
はみ出してしまうので、映らなくなりますでしょう。
そういう隠蔽騙し手段を用いるわけですよ。
●ちっとも減らない台風の数
確かに、今年は台風の被害が多くなっていますね。
でも、だからといって、それを温暖化のせいにするのは、全く反
科学的な態度です。
なぜなら、台風の数が減っていないからです。
地球温暖化論者たちは、何と主張していたか?
実は、彼らは、台風は強大化するが、台風の数は減ると主張して
いたのです。
ならば、台風の数は減らなければおかしいでしょう。
でも、実際には減っていない。
ということは、台風の強大化は温暖化のせいではないということ
でしょう。
都合の悪いことは簡単に忘れられる、不思議な認知症。
ま、サヨクには、よくあることですけどね。
●「平年と比べて」で惑わす
先ほども言ったように、もし温暖化が台風を強大化させるのであ
れば、10月よりも8月や9月の方が台風は強大化するはずです。
でも、実際は真逆。
これは、物理学的にも筋が通ることですし、過去の歴史も、その
ことを証明しています。
つまり、温暖化すると、強大な台風は減るのです。
台風が強大化するのは、むしろ、寒冷化の時代に起きやすい出来
事なのです。
(今年の)10月の台風である19号と、8月や9月の台風を比較すれ
ば、海水温の高さが台風の強大化の原因ではないことは、一目瞭
然のはずです。
でも、多くの人は、これだけ言っても、理解できない。
なぜか?
それは、「平年と比べて」という言葉に惑わされるからです。
10月の海水温が8月や9月の海水温よりも高いなどというのは、ち
ょっと考えられないことです。
でも、「平年と比べて高い」と言われると、そういう疑問すら抱
かなくなってしまう。
つまり、同じ年の海水温(や気温)がより高い時期との比較をし
なくなってしまうのです。
平年の同じ時期(月)との比較しかしなくなる。
だから、まんまと嵌められるのです。
言葉に惑わされては、いけません。
言葉に惑わされるというのは、口に惑わされるというのと同じこ
となのです。
それって、大人としては、ものすごく恥ずかしいことなのです。
●台風は暦で決まるのではない!
「平年と比べて」という言葉の魔術に惑わされるのは、物理的に
物事を考えようとしないからです。
「平年」(の同じ時期)と比較する前に、まず、同じ年の温度の
高い時期との比較をすべきです。
台風は、暦、すなわち、季節や月によって決まるものではありま
せん。
温度など物質の状態量によって決まるものです。
そのことがわかれば、同じ年の高温の時期との比較しないことの
非科学性・反科学性がわかるはずです。
ちなみに、文系の人は、ど〜も、暦にこだわる傾向が強いように
私には思われてなりません。
特に日本人の場合は、季語という概念が自国語にあるために、余
計、その傾向が強まるように思います。
でも、物質の世界では、そういう趣味は御法度です。
物質の世界は、情緒や風情とかの世界とは全く異なります。
そこは『物質の法則』が支配する世界です。
台風も例外ではありません。
ですから、暦よりも温度などの『物質の状態量』に目を向けてい
ただきたいのです。
そうすれば、文系人間でも、赤い自称科学のトリックは簡単に見
抜けるものです。
●『物質の法則』封殺がモットー
何しろ、『物質の法則』を封殺するのが、赤い自称科学の最大の
特徴なのですから。
そして、その源流は、もちろん、マルクス主義です。
そこでは、『物質の法則』は封殺される。
代わりに根本原理とされるのが、『矛盾』です。
これが、彼らの言う「科学」の源流です。
『物質の法則』を無視するから、『物質の状態量』に関心がいか
ず、同じ年の高温の時期のことに関心がいかなくなるのです。
知らず知らずのうちにマルクス主義に洗脳されているのですよ、
多くの人たちは。
そのことに気付かないのは、哀れなことです。
そして、そのことを言われても認めないのは、もっと哀れなこと
です。
「もっと哀れ」でい続けるよりも、「哀れ」の段階でそれから卒
業する(離反する)方が利口というものではありませんか?
* * *
今回は、これで終わりにしておきます。
福島第一原発事故問題と『おしめり気象学』の話は、次回から再
開します。
ところで、近年、私は「表現の不自由」ハザード(?苦笑)に見舞
われています。
ホームページ・サービスが、次々と無くなっていく。
メルマガ・スタンドも。
残るものも、バックナンバー表示機能、無期限停止です。
これ、何とかなりませんかね?
ボンビーで、未だにダイヤルアップ接続で、体調不良な者にとっ
て、お引越しは大変すぎます。
表現の場奪うの、いい加減にしてもらいたいものです。
ちなみに、ホームページ、ブーブー文句言いながら、引越しまし
た。
新しいURLは、フッターをご覧ください。
ただし、バックナンバーの閲覧は、まだできませんが…。
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