【介護者虐待】 vol.19


●「医療虐待」「介護過誤」とは言わない差別

 医者も人間ですから、時には、ミスや失敗をやらかすこともあり
 ます。
 力が及ばないこともある。
 また、人間ゆえに、中には、うぬぼれ・驕り・傲慢・怠惰…等に
 陥って、手抜きをする奴も現れたりする。
 いずれにせよ、患者にとっては、それらがもたらす結果は、「虐
 待」になる…はずです。

 ところが、マスコミ(メディア)は、決して「虐待」とは言いま
 せん。
 介護には「虐待」という言葉を好んで用いるくせに、医療の分野
 では、「虐待」という表現はタブーなのです。
 これって、差別でないかい?

 さすがに、最近では、いやがらせについては、「ドクハラ」とい
 う表現を使うようにはなってきました。
 それでも、これは、まだ、やわんわりとした表現にすぎませんよ
 ね。
 同じことを、介護の場でやれば、間違いなく「虐待」と表現され
 るはずなのに…。

 「医療過誤」という言い方をするのなら、介護に関しても、「介
 護過誤」という言い方をすべきではないか?
 でも、介護については、もっぱら、「虐待」と煽り立てる。
 なぜ、マスコミは、こんな差別をするのか?

 医者が介護に直接かかわることは、滅多にありません。
 一方、医者は、マスコミ人間たちにとっては、権威ある人たちで
 す。
 だから、媚びるのです。

 そう、マスコミ人間には、権威主義者が多いのです。
 権威の犬!
 権威ある医者(特に大学病院の医者)にはペコペコし、逆に、権
 威の無い人たち、すなわち、素人にすぎない家族や、介護の仕事
 に就いている人たちや、看護婦(看護師)などに対しては、容赦
 なく責め立てて、威張りくさるのです。
 一体、何様のつもりなのか?


●テメーの御都合による権威主義

 なぜ、マスコミ人間たちは、こんな恥知らずな差別をするのでし
 ょうか?

 一つには、医者(特に大学病院)には、彼らの思想上の同志が少
 なくない…という事情があります。
 つまり、お仲間はかばうわけです。

 しかし、それとは別の理由もあるのです。
 それは、取材のための御機嫌とりのため…です。

 マスコミ人間たちは、医療や医学については、全くの素人です。
 それでも、職業上、そういう分野についても扱わなければならな
 い。
 そこで、いろいろ教えてくれるセンセー、すなわち、情報源にな
 ってくれるセンセーが必要なわけです。
 しかし、そのためには、センセーたちの御機嫌をとらなければな
 らない。
 だから、かばったり、媚びへつらうようなことをするのです。

 要するに、マスコミ人間どもの御都合なわけです。
 自分たちの御都合のためなら、平気で差別する!
 そんな連中が「公平・中立」などと堂々と名のっているのですか
 ら、いい御身分です。
 どこまでも「ジコチュー」な連中です。


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発行者:media
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