【くたばれ!友情論】 vol.66


●お友だち=韓国がやられそうになっても「反対」ですかぁ?

 8月中に再開できるようなことを言っておきながら、9月にずれ
 込んでしまい、申し訳ありません。
 さて、久々の今回は、今もめてる「集団的自衛権」について、友
 情論論争の観点から突っ込んでみたいと思います。

 世論調査によると、「集団的自衛権」に反対の人が多いそうです
 ね。
 で、その反対している人たちに、質問!
 もし韓国がやられそうになっても、集団的自衛権に反対ですか?

 え?、やっぱ、反対?
 「韓国とは仲良くしていかなければならない。嫌韓なんて、トン
 デモない。我々が若い人たちに教えてやらなければならない。」
 な〜んて言ってたのは、どこの誰でしたっけぇ?
 なのに、見て見ぬふりするのぉ?
 随分と冷たい友だちですねぇ。
 そんなの、友だちって言えるんですかねぇ?

 「集団的自衛権」に反対している人たちには、ゴリゴリの親韓・
 従韓が多いはずです。
 なのに、反対するのでしょうか?
 是非とも答えを聞きたいものです。

 ちなみに、私は、韓国のことを友だちだとは全然思っていないの
 で、韓国に関する限り、集団的自衛権は無くてもいいと思います。
 (笑)


●「平和憲法」を授けてくれたトモダチを見捨てるんですかぁ?

 そう言えば、「集団的自衛権」に反対する人たちは、戦後憲法を
 論拠にしたがりますね。
 「平和憲法」とやらを…。

 でも、これ、米国が授けてくれた憲法ですよ。
 ということは、「集団的自衛権」に反対している人たちにとって、
 米国はトモダチじゃないですか。
 トモダチがやられそうになっても、見て見ぬふりするんですかぁ?
 「平和憲法」をくれたトモダチがやられそうになっても、平気な
 んですかぁ?
 まったく、不思議な人たちですねぇ。

 そう言えば、「集団的自衛権」に反対している民主党は、「集団
 的自衛権を認めるということは、米国のために戦争をするという
 ことです!」とかなんとか言って、反感を盛んに煽ってます。
 でも、「平和憲法」をくれた国のために戦争をすることになるな
 んて、変ですよね。
 「平和憲法」をくれた国なら、日本が戦争をすることに反対する
 はずでしょう。
 それに、「平和憲法」をくれたような国が、戦争をする(→日本
 に協力させる)というも、おかしい。
 戦争をするような国が、『真の』平和憲法を授けてくれたりする
 でしょうか?
 どっから見ても、矛盾だらけです。

 ちなみに、私は、米国のことをトモダチとは全然思っていません
 が、まぁそこそこ利用価値はある国みたいですし、下手に敵に回
 すと暴力団みたいになる国ですから(笑)、いわゆる社交レベル
 の「集 団的自衛権」行使ぐらいはしておいた方がいいのかも…
 と思っているしだいです。


●本当は米国に逆らえない奴だから反対する

 集団的自衛権とは、集団的自衛を可能にするものであって、集団
 的自衛を「しなければならない」と義務付けるものではありませ
 ん。
 従って、民主党の言う「戦争をするということです」という論理
 は、真っ赤な嘘です。
 嫌なら、行使しなければいいだけのことなのですから。
 実際、フランスやドイツは、集団的自衛権を認めている国であり
 ながら、イラク戦争では(米国に対し)それを行使しませんでし
 た。
 そういうものなのです。

 な〜の〜に、民主党は「米国のために戦争をするということです」
 などとほざいているのです。
 なぜ、そんな破廉恥なことをするのでしょう?
 集団的自衛権が本当に悪いものなら、そんな破廉恥なことをする
 必要は全く無いはずです。

 それに、安倍=自公連立政権に集団的自衛権を行使させることは、
 民主党にとって都合のいい場合もあるはずです。
 なぜなら、死傷者が出たり、日本(人)がテロリストに狙われる
 ようなことにでもなれば、安倍=自公連立政権の支持率はがた落
 ちとなり、民主党が政権奪還できるチャンスが膨らむからです。
 なのに、破廉恥までして反対する、この超〜不思議。
 なぜ?

 その理由は、民主党が米国に逆らえない政党だからです。
 米国に逆らえないから、集団的自衛をせざるを得なくなってしま
 う。
 断れない。
 そういう事態になっては、困る。
 だから、「集団的自衛権」に反対するのです。
 集団的自衛権が無ければ、断れますからね。(笑)
 正体バレバレです。

 沖縄米軍基地問題を思い出して下さい。
 選挙の時は、県外さらには国外への移転を公約していたのに、与
 党になった途端に、対米追随になってしまいました。
 やはり、民主党は米国に逆らえない政党なのです。
 だから、「集団的自衛権」に反対するのです。
 情けない!

 TPPも、対米追随の一種と言えますよね。
 これも、実は、菅=民主党が言い出したことです。
 しかも、安倍は(口約束ではありますが)例外品目を米国大統領
 に認めさせましたが、菅直人は、それすらできませんでした。
 民主党は、本当は、自民党以上に従米な政党なのですよ。

 このように、「集団的自衛権」に反対する連中には、実は、米国
 に「ノー」と言えない奴が多いのです。
 考えてみれば、これは当然のことです。
 「集団的自衛権」反対の論拠としているのは、現行憲法すなわち
 戦後憲法です。
 これ、米国が押し付けてよこした憲法です。
 そんなものをありがたがっていられるのは、従米だけでしょう。
 それに、「集団的自衛権」反対心理には、いわゆる自虐史観が大
 きな動機になっているケースがほとんどです。
 自虐史観をありがたがることができるのは、従米だけです。

 ちなみに、治安維持法などにより投獄されていたサヨクを戦後解
 放してくれたのは、米国です。
 ならば、米国に逆らえなくても、別に不思議ではないでしょう。
 「集団的自衛権」に反対するのは、ごもっともなことです。(笑)


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発行者:media
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