【くたばれ!友情論】 vol.57


●友だち作りに失敗した援交総理

 またしても半年以上配信が滞ってしまい、申し訳ありませんでし
 た。
 何度も申し上げておりますように、環境ファシズムとの闘いのせ
 いで時間がなかなかとれないもので…。

 さて、少々古い話題で申し訳ないのですが、昨年12月、友愛オタ
 クの鳩山総理が、COP15(国連気候変動枠組条約第15回締約国会
 議)の場で、「25%削減」というウケ狙いの自称「正義」と「鳩
 山イニシアチブ」なるバラマキの約束をすることで、世界の国々
 と友だちになろうとしました。
 でも、結果は見事な失敗。
 日本の恥をさらしただけに終わりました。
 さすが援交オヤジ!(笑)

 出来もしない(事実、未だに策を示せていない)「25%削減」だ
 の、ヒモ付きの疑いが濃厚で途上国にはこれといった利益をもた
 らしはしないバラマキなど、ウケるわけないですよね。
 途上国をナメすぎです。

 しかも、金の力で相手を買収しようとするあたりが、超〜汚い。
 おそらく、鳩山自身、それで成り上がった人物なのでしょう。
 政治家の世界では、金がものをいいますからね。
 しかも、ママから脱税相続しようとしていたほど金に汚い(しか
 も、「知らなかった」などとすっとぼけた)奴ですから。
 金で人の心を買えると思っている奴です。
 だから、バラマキも平気でやるわけです。
 しかも、自分の金ではありませんし…。
 パラサイト援交オヤジです。(笑)


●同意してないのにバラマキする破廉恥

 もっとも、鳩山の国際公約は、各国の同意が前提のはずでした。
 ですから、同意できなかった以上、「25%削減」も「鳩山イニシ
 アチブ」も無効にしなければならないはずです。

 ところが、鳩山政権は、その両方をやっているのです!
 まず、国内向けに「チャレンジ25」。
 自分で策が出せないものだから、国民に宣言を迫る始末なわけで
 す。
 そして、どこだかの途上国がやる世界最大の風力発電にバラマキ。
 やはり、ヒモ付きが疑われますね。
 おそらく、業者と「友愛」関係にあるのでしょう。(笑)

 こんな破廉恥オヤジを総理にしておいていいのでしょうか?


●金の切れ目が縁の切れ目なのだが…

 金で築いた関係は、脆(もろ)いものです。
 バラまいている側が困ると、貰っている側は、助けてくれるどこ
 ろか、弱みにつけ込んで「もっとよこせ!」と迫ってくるもので
 す。
 そ、金の切れ目が縁の切れ目になってしまうものなのですよ。

 そういうことが全然分かってないのが、日本の政治家どもです。
 これは何も鳩山に限ったことではありません。

 彼らには学習能力というものが無い!
 既にバラまいては肝心なところで裏切られる経験を日本は何度も
 経験しているのに、やめられな〜いわけです。
 あれは完全にビョーキですね。


●「環境」とバラマキ外交の深い関係

 ところで、「環境」はバラマキ外交と深い関係にあることを御存
 知でしょうか?
 第一回の国連環境会議は、日本が金を出して開かれたのです。
 これで、日本は「イニシアチブ」がとれた!
 それ以来、だんだんとバラマキ外交が酷くなっていくのです。
 金を出せば相手国や国際社会は日本に従うはずだと言わんばかり
 に…。

 そ、「環境」こそ、バラマキ外交の原点と言ってもいいことなの
 ですよ。
 それで、日本の政治家どもは、ミギも、ヒダリも、バラマキたが
 るのです。
 どんなに失敗しても…。

 ちなみに、この第一回の国連環境会議は、反捕鯨運動を激化させ
 ました。
 これは捕鯨が環境破壊になるからではなく、この会議を快く思わ
 なかった米国が反捕鯨運動を煽ったのです。
 「環境」なんて意味の広い言葉を使ってしまったために、ベトナ
 ム戦争での枯れ葉剤のことで米国がつるされそうになったので、
 そういう陰謀(?)をやったというわけです。
 日本の無神経(配慮の足らなさ)は、昔からだったわけです。

 そ、安倍・福田両政権はブッシュ=米国包囲網を構築しようとし
 ましたが、あれが最初ではなかったのです。
 あのバカ真似のおかげで、ブッシュ大統領は日本を軽視するよう
 になった。
 そりゃ当然でしょう。
 環境ファシズムは、共和党にとってライバルの民主党の十八番な
 のですから。
 友だちへの配慮が無さ過ぎですよ。(笑)
 親しき仲にも礼儀ありっていうの、知らんのけ?


●金融業者との「友愛」

 鳩山=民主党は、金融業者と「友愛」関係にある可能性が極めて
 高いです。
 なぜなら、金融業界は、環境ファシズムを煽っている勢力の一つ
 だからです。
 排出権取引や、新興の環境ビジネス企業の株や債券の取り扱い、
 再生可能エネルギー施設建設に必要な資金貸付…等々、金融業界
 にとって環境ファシズムは、とってもおいしい話なのです。

 政治献金に関しても、癒着の可能性が考えられますね。
 民主党は、金の流れを複雑化することにより、政治献金を法律上
 政治献金でないことにすることができるトリックを用いています。
 だから、政治献金規制に反対しないのです。
 小沢(幹事長)が起訴されなかったのも、このおかげです。
 こうした金の流れの複雑化に、金融業者の協力は欠かせません。
 また、金融業者は、金の流れが複雑化すると、手数料などで儲け
 られます。
 ならば、「友愛」関係になっても別に不思議ではないでしょう。

 鳩山=民主党が金融業者とベッタリである情況証拠は、少なくと
 も二つあります。
 一つは、サマータイム制度導入に賛成する議員が民主党は最も多
 いということ。
 もう一つは、郵貯の預金限度額の上限引き上げを潰しにかかろう
 としていることです。(亀井センセーが浮いてしまってますでし
 ょう。)
 郵政は民営化されたのですから、あのような規制は不要なはずで
 す。
 なのに規制し続けようとするのは、金融業者を守ろうとしている
 からです。
 ベッタリなら、そうして当然でしょう。


●金の切れ目が政権の切れ目(笑)

 「金、金、金〜っ!」という点では、民主党は自民党以上です。
 民主党が夢中になっている環境ファシズムも、実は利権の世界な
 のです。
 しかも、利権屋は金融業者だけではありません。
 市民業者なんていうのもあるほどです。
 だから、プロ市民にもウケるわけです。

 とにかく、こんな調子ですから、国や国民は守ろうとはしないの
 に、「友愛」関係にある利権屋どもは必死になって守ろうとする
 のです。
 金がなければ、私腹を肥やすことはもちろん、政権の座につき続
 けることも不可能になりますから。

 民主党は史上最低最悪の政権担当政党です。

 
●友愛のために国民を騙す

 鳩山は、日本国民には「友愛」の感情を全く抱いていません。
 だから、環境ファッショのような亡国・売国が出来てしまうので
 す。

 鳩山の友だちは、環境利権屋たちだけです。
 その友だちを守るために、国民を騙すのです。
 NHKや国立環境研究所は、その忠実な家来です。
 デタラメな解釈、都合の悪い情報データや知識の隠蔽、視覚に訴
 えるインチキ・シミュレーションの数々…など、もう手段を選び
 ません。
 もちろん、これらは自民党政権時代にもあったことですが、日本
 国民に「友愛」感情を抱いているなら絶対に継承できないことの
 はずでしょう。


●やっぱり友愛は偏愛の代名詞

 「友愛」とは、要するに『偏愛』のことだったのです。
 なるほど、確かに「エコ(依怙)」ですねぇ。(笑)

 その象徴の一つが『トキの繁殖事業(自然復帰)』。
 トキが襲われるのは大問題だが、トキが野生の生き物を食い殺す
 のは全く問題視しません。
 しかも、あのトキは日本のトキではなく、シナのトキだそうでは
 ありませんか。
 やはり、偏愛の象徴です。

 偏愛は、差別です。
 差別好き人間は、また、何かを悪者扱いしたがるものです。
 そのよい例が、「CO2を憎め!呪え!」。
 すなわち、環境ファシズムです。

 もっとも、これは何も鳩山の専売特許ではないのですが、「CO2
 を憎め!呪え!」と言っている連中が「グリーン」を名乗るのは、
 まことに滑稽です。
 グリーン=緑=植物は、CO2のおかげで生きていられるというの
 に…。

 「生態系サービス」という概念にCO2が含まれていないのも、笑
 えますね。
 光合成は含まれているのに。
 CO2も無しに、どうやって光合成をやるというのでしょう?

 そう、何から何までインチキだらけ!
 それが鳩山が盲信している環境ファシズムの世界なのです。
 それでも理系人間なのぉ?
 それでも東大出身なのぉ?
 信じらんな〜い!

 「友」という文字を振り回す奴なんて、所詮、この程度のもんで
 す。


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発行者:media
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