【くたばれ!友情論】 vol.43


●「美しい友情」(笑)で人気を落としたsorry

 7月は一回も発行できず、すみませんでした。
 さてさて、その7月に行われた参議院選挙では、安倍=自民党が
 ボロ負けしちゃいましたね。
 で、問題は敗因。
 安倍総理の「右翼的」(?笑)な政策が敗因ではないことは確か
 です。
 なぜなら、社民党や共産党、さらには、自民党のブレーキ役と言
 われている公明党までもが、仲良く議席を減らしているからです。

 敗因の一つには、やはり、閣僚の不祥事と、それに対する安倍総
 理の対応のまずさが挙げられるでしょう。
 さっさと更迭すれば良かったんですよね。
 純ちゃん(小泉前総理)のように。
 あの人は友情論者ではなかったから、ああいう非情なことができ
 たのでしょう。
 何しろ、国民的人気を誇っていた「マキコ」センセーを切ったぐ
 らいですからねー。
 ただんもんじゃ〜ありません。

 それに対して、典型的な友情論世代である晋ちゃん(安倍総理)
 には、それが出来なかった。
 出来ても、ワンテンポ遅い!
 そう、「美しい友情」で自滅したわけです。
 「お友だち」を庇いすぎ。

 ま、マスコミから「仲良し官邸団」などとからかわれるぐらいで
 すからね。
 仕方ないです。 (-_-;)

 人の上に立つようになったら、時には非情さも必要なのです。
 それが出来ないのが、友情論者。

 中共も、そのこと知ってますね、明らかに。
 だから、「友好」で攻めてくる。
 それに、まんまと引っかかる。
 情けない世代です。


●勇気を奪い更生を妨害する思想

 友情論者は、友だちがいない人間のことを侮蔑します。
 それだけに、友だちを失うことを病的なまでに恐れる。
 だから、友を庇う。
 友のために、全てを犠牲にするような愚かなことをする。

 自分が友だちのいない人間のことを侮蔑するから、人もまた、友
 だちがいなくなった自分のことを侮蔑するに違いない…
 そう怯えているわけです。
 人が自分と同じとは限らないのに、バカみたいです。

 正しさゆえに友を失ったのであれば、それを侮蔑する人はいない
 でしょう。
 不良だった人が、不良をやめたゆえに、不良仲間の友だちを失っ
 ても、誰も軽蔑したりはしないでしょう。
 むしろ、歓迎してくれるはずです。

 そういうことさえもわからなくなるのが、友情論なのです。
 脳を破壊する思想。
 勇気を奪う思想。
 更生を妨害する思想。

 やはり、友情論は反社会的な危険思想なのです。


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発行者:media
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