【くたばれ!友情論】 vol.27


◎マスコミ人間と友情論(その5)

 今回も、マスコミ人間の友情オタクぶりを追求してみようと思い
 ます。


●取材したさの取引

 以前、vol.24でも申し上げましたが、取材はコネの産物です。
 取材する相手とコネが無いと取材はできないのが現実です。

 そこで問題なのは、どうやってコネを築くのか?ということです。
 実は、結構、ヤバイことをやっている場合が少なくないのです。
 金品を渡す場合もある。
 相手が欲している情報を与えることもある。
 TBSがオウムにこれをやって、弁護士一家が殺され、非難を浴
 びたことがありましたね。

 ま、そこまでいかなくても、取材相手に(酒を)飲ませるぐらい
 は、日常茶飯事です。
 要するに、取材とは、取引の産物なのです。

 取引には、上記の他に、“取材相手に都合の良い報道をする”と
 いうのがあります。
 言うまでも無く、これは、報道が偏る原因となります。


●ならず者ともお友だち

 さて、そうなってくると、「ならず者」相手の取材も、取引の産
 物であることがわかるでしょう。
 多くの場合、自分たちに都合の良い報道をすることを条件に取材
 に応じるのが、ならず者たちの流儀です。
 ですから、報道機関は、ならず者贔屓な偏向報道をするのです。

 なぜ朝日やNHKなどは、中国などの味方をするような報道、す
 なわち、反日・辱日的な偏向報道をするのか?
 それは、取材の権利を得るためです。
 機嫌をとらないと取材できなくなってしまうのですよ。
 これが報道の現実!

 そんなわけで、マスコミ人間たちは、反日媚中になることが多い
 のです。
 つまりは、テメーらの利権のための友情というわけです。

 こうしてみると、「○○に強い」などというのは、何の自慢にも
 ならないことがわかるでしょう。
 「○○」とお友だち…ってことですからね。

 困ったことに、年配の人たちほど、こうした報道の現実を知りま
 せん。
 未だに「新聞はタメになる」などと盲信しているありさまです。
 ガキ臭い?
 ま、それもあるのでしょうが、そういう現実が「わかりたくない」
 というところもあるのです。
 心の支えを失いたくない。
 また、プライドが許さない。
 そうでなくても、人間、歳をとれば頑固になりますし…。

 マスコミ人間たちの友情論は、読者や視聴者の老化現象に支えら
 れているのです。(笑)


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発行者:media
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