【マルクスとアインシュタイン】


◎反エコ(環境)ファッショ特集 【6】

 また少し間があいてしまいました。
 すみません。
 今回もよろしくお願い申しあげます。


●誰も考えもしなかった大災害

 まずは質問です。
 はたして、震災前に、三陸沖で今回のような大地震や大津波が発生
 する可能性があるということを指摘していた学者はいたのでしょう
 か?

 誠意というものが少しでもある人なら、答えは「ノー」でしょう。
 事実、今回の東日本大震災が起こり得ることを予測していた学者は
 一人もいませんでした。
 だからこそ、「今まで考えられていたのとは地震のメカニズムが異
 なる」という発言があったのです。
 これは、否定できない事実です。
 ならば、「想定外」になったのは、学者たちの予測能力の低さのせ
 いでしょう。

 でも、マスゴミや菅=民主党政権は、この事実を認めたくない。
 そこで、巧妙なすり替えトリックを用いて、日本国民を騙すわけで
 す。
 そのすり替えトリックとは?


●観測体制など関係ない

 その答えを述べる前に、一つ考えて欲しいことがあるのです。
 それは、『「あるエリアにおいて、最大でどれだけの規模や強さの
 地震が発生し得るのか?」ということを予測するのに、観測体制は
 影響してくるか?』ということです。

 答えは「ノー」ですよね。
 「最大でどれだけの規模や強さの地震が発生し得るのか?」という
 のは、メカニズムから来る問題なのですから。
 もしメカニズムがわからない場合は、過去の災害の調査から割り出
 されるはずです。
 いずれにせよ、観測体制が整っているかどうかということは、関係
 ないことのはずなのです。

 逆に言うと、メカニズムも過去の災害のこともわからないで観測体
 制をいくら整えても、その予測はできないのです。


●「想定」に関係ある予測とは?

 さて、そこで質問です。
 東電の「想定」の論拠となった予測とは、どういう予測でしょう?

 答えは、まさしく、上で取り上げた「最大でどれだけの規模や強さ
 の地震が発生し得るのか?」という予測ですよね。
 そして、その予測によれば、三陸沖でM9などという(それも連動
 型の)巨大地震が発生し得ることにはなっていませんでした。
 これが、東電の「想定」の論拠になった予測の実態なのです。

 ということは、東電の「想定」の論拠となった予測には、観測体制
 は関係ないということになるはずでしょう。
 関係があるのは、メカニズムや過去の災害の研究調査のはずです。


●予測の対象をすり替える破廉恥トリック

 さて、以上のことがわかれば、東電の「想定」が今回の震災に対し
 て低すぎることになってしまった原因は、学者の予測能力が低かっ
 たことであり、さらに、その大本の原因は、メカニズムや過去の災
 害の研究調査が不十分だったことであることがわかるはずです。
 少なくとも、観測体制が整っていなかったことが原因ではないわけ
 です。

 ところが、マスゴミは、盛んに、「東海と異なり、三陸沖に関して
 は、観測体制が整っていなかったから予測できなかったのだ!」な
 どという論を展開しています。
 これが如何に的外れな論であるか、わかるでしょう。

 では、なぜ、マスゴミは、こんな的外れな論を(それも懲りずに)
 展開するのでしょう?
 それは、「学者たちを庇いたい」というエコ(依怙)な感情がある
 からです。

 もし本当の原因を認めてしまったら、学者たちは無能ということに
 なってしまうか、あるいは、(メカニズムや過去の災害の研究調査
 をサボった)怠慢ということになってしまうでしょう。
 それでは、原発事故は学者の無能さや怠慢のせいになってしまう。
 東電のせいにできなくなってしまう。
 いや、原発事故だけではない。
 津波の被害も、学者の無能さや怠慢のせいになってしまう。
 だから、「観測体制が整っていなかったから」などという頓珍漢な
 屁理屈をこね回しているのです。

 観測体制が影響してくるのは、『今現在、地震が発生する可能性が
 高まっているかどうか?』ということを予測する場合です。
 つまり、予測は予測でも、対象が異なるのです。
 それ(対象)をすり替えているわけですよ、マスゴミは。
 これは全く破廉恥極まるトリックであると言わざるを得ないでしょ
 う。


●東海地震予測能力の実態

 そもそも、マスゴミが「観測体制が整っている」とほざく東海地震
 に対する予測能力は、そんなに確かなものなのでしょうか?

 気象庁の話によると、発生の2〜3日前に「予測できる可能性があ
 る」とのことです。
 そう、「絶対に予測できる」ではなく「予測できる可能性がある」
 というレベルなのです。
 つまりは、無検証。
 故に、無保証。
 しかも、2〜3日前になって、ようやく「できる」というレベルな
 のです。

 これでは、三陸沖と、そんなに違わないのではありませんか?


●「相対」を「絶対」にすり替える

 一方、三陸沖については、どうでしょう?
 観測体制が整っていない?
 ならば、どうして、緊急地震速報なんてものを出すことができるの
 でしょう?
 また、どうして、GPSによる地核の動きなんてものを発表・報道
 することができるのでしょう?
 全く納得のいかない話です。

 そう、「観測体制が整っていない」というのは、あくまで東海と比
 べた場合の相対的な話なのです。
 それを、マスゴミは、絶対的な話にすり替える。
 これは、立派な騙しでしょう。

 先ほども言いましたが、メカニズムも過去の災害のこともわからな
 いで観測体制をいくら整えても、予測はできないのです。
 ですから、観測体制が整っていても、今回の地震の規模や強さまで
 は予測できなかっただろうと考えられるのです。
 従って、観測体制が整っていなかったことは、予知屋にとっては、
 むしろ幸運なことだったとさえ言えるのです。
 ボロが出なくてすんだのですから。


●原子力賠償法は国の責任を定めた法

 こうしてみると、少なくとも「何から何まで東電が悪い」とか「東
 電が一番悪い」とかといった論は、全て誤りであることがわかるで
 しょう。
 事故が起きた本当の原因は、自然災害であり、また、それを予測で
 きなかった学者の無能さや怠慢のせいなのです。

 ところが、マスゴミはもちろん、菅=民主党政権は、この事実を頑
 なに否定し続けているのです。
 まったく、何て破廉恥な連中なのでしょう?

 特に、菅=民主党政権は許せないですね。
 原子力賠償法をないがしろにしたのですから。
 これは、自然災害の場合、事故の責任は国にあるとする法律です。
 それをないがしろにしたということは、要するに責任をとりたくな
 かったということでしょう。
 まさに「人間のクズ」政権です。

 国会などで危険性が指摘されていたと枝野はほざきましたが、それ
 がいつの国会なのか?、そして誰が指摘したのか?、未だに明らか
 にしていません。
 上で述べたように、あれだけの大地震・大津波が発生し得ることを
 予測していた学者はいなかったのですから、枝野の話は全くのデタ
 ラメです。
 たとえあったとしても、それは何かのすり替えでしょう。
 すり替えは、インテリ・サヨクの十八番ですからね。(ちなみに、
 枝野は元・革マル派だそうです。)


●責任なすりつけは法を廃してからすべき

 そんなに原発事故の責任を東電になすりつけたいのなら、国の責任
 を定めた原子力賠償法を廃してからすべきです。
 それが、法治国家のルールです。

 なのに、菅=民主党政権は、原子力賠償法を廃しませんでした。
 これでは、責任のなすり付けは、違法行為でしかありません。

 そういえば、事故後も廃しようとはしていませんね。
 罪刑法定主義を守っている?
 ならば、法に則って、国(政府)である菅=民主党政権が一番の責
 任を負うべきでしょう。
 でも、負っていない。
 やはり、「人間のクズ」政権です。


●無責任でいくのなら原発止めるな!

 無責任を貫きたいのなら、すなわち、一番の責任を電力会社になす
 りつけ続けたいのなら、原発を停止させたり、原発再開を妨害した
 りするのを、やめて欲しいものですよね。
 国に責任が無いのなら、そんなことする必要なんかないはずでしょ
 う。

 変なところで責任感を発揮してます。
 やはり、原発潰しの野望があるとしか思えません。
 なるほど、それなら、原子力賠償法を廃するわけにはいかないです
 よね。

 でも、それなら、一番の責任を負うべきのはずです。
 もっとも、人間のクズどもに、こんなことを言っても、無駄でしょ
 うけどね。


●国の契約違反

 ついでに言うと、原子力賠償法は、国と電力会社との契約であると
 も言えます。
 そういう契約があったからこそ、東電も原発を導入・推進する気に
 なったのでしょう。

 なのに、菅=民主党政権は、原子力賠償法をないがしろにしたので
 す。
 これでは、完全な契約違反でしょう。

 護憲派ほど、自分たちに都合の悪い約束は守りたがらないところが
 あるようですね。
 要するに、民主党は、約束を守らない政党なわけです。
 そのことは、普天間基地問題一つ見ても明らかでしょう。


●どの原発なら適用対象になるというのか?

 それでも原子力賠償法の適用対象にならないと言い張るのなら、是
 非とも次の質問に答えていただきたいものですね。

  質問その1:どの原発が原子力賠償法の適用対象になり、どの
        原発が適用対象にならないのか?

  質問その2:事故を起こした福島第一原発は、(事故直前には)
        原子力賠償法の適用対象にはならない原発だと評価
        されていたのか?

 おそらく、菅=民主党政権は、これらの質問に答えることはできな
 いことでしょう。
 特に『質問その2』には。
 なぜなら、「イエス」と答えてしまうと、菅=民主党政権が事故の
 危険性を知っていながら放置していたことになり、重い責任を問わ
 れることが避けられなくなってしまうからです。
 かといって、「ノー」と答えてしまうと、東電に賠償責任を負わせ
 られなくなってしまう。

 となれば、聞こえないふりをし続けるに決まっているでしょう。
 やはり、菅=民主党政権は、人間のクズの集まりなのです。

 そして、それに全面的に味方しているのが、マスゴミです。
 ということは、こちらもまた、人間のクズの集まりということでし
 ょう。
 そんな連中がタレ流すことを信じるのですか?


●九電やらせメールについて

 九州電力が「やらせメール」でマスゴミに叩かれていましたね。
 確かに、「やらせメール」は良くないことです。
 ですが、叩くだけというのも賢明なことだとは思えません。
 『動機は何か?』ということに関心をもつべきです。

 自分たちの利権や保身のため?
 ならば、叩かれてもしかたないかもしれませんね。

 ですが、そうでないとしたら、どうでしょう?
 たとえば、電力を安定供給しなければならないという使命感からや
 ったのだとしたら…
 あるいは、日本のエネルギー事情という現実を考えてのことだとし
 たら…
 これは、むしろ、同情されるべきことでしょう。
 叩くなんて、とんでもないことです。

 そもそも、この「やらせメール」は、実害があったのか?
 国の説明が正しいものだったのなら、別に大して問題になることで
 はないでしょう。

 え?、国(政府)が周辺住民の気持ちを正確に把握するのを妨害し
 た?
 でも、今の政府は周辺住民の気持ちを考えるような誠意のある政府
 でしょうか?

 それに、メール(やファックス)の中には、反(脱)原発のサヨク
 や自然エネルギー利権屋たちの組織票が含まれている可能性だって
 あるのではありませんか?
 それだって、立派な「やらせメール」でしょう。
 言っておきますが、「やらせメール(ファックス)」は、サヨクや
 利権屋の十八番です。
 なぜ、そちらの可能性については追求しないのか?
 やっぱり、得意のエコ(依怙)にすぎません。


●得意の欧州猿真似

 それにしても、「ストレステスト」にタイミングを合わせるような
 発覚。
 これ、はたして、単なる偶然でしょうかね?

 ちなみに、ストレステストは、シミュレーションだそうです。
 となると、シミュレータの信頼性が問題になってきますよね。
 信じるものは救われる?

 シミュレーションなんて、大抵、机上計算レベルの代物ですよ。
 煩雑な机上計算をコンピュータにやらせているだけの代物。
 つまり、所詮は理論や建前の世界にすぎない場合がほとんどなので
 す。
 実際、ストレステストは、検証されていない。
 現実的には検証のしようがないわけですから。

 否、それ以前の問題がある!
 それは、シミュレータが日本にはまだ存在しないことです。
 存在しないものは、検証のしようがないでしょう。
 そんなものを「評価する」(by NHK)なんて、全くのバカのす
 ることではありませんか?

 ついでに言うと、シミュレータの中には、パラメータをいじくるこ
 とが可能なものもあります。
 もしストレステスト用のシミュレータがそういうものなら、パラメ
 ータをいじくり回すことにより、権力者に都合のいい結果がいくら
 でも出せることになります。
 つまりは、魔法のブラックボックスになってしまうおそれのある代
 物なのです。
 そんなものを信用していいのですか?

 それに、そんなにやりたいのなら、「行程表」を示して欲しいもの
 ですね。
 政府は東電に要求したでしょう。
 それとも、自分たちは例外?

 これ、EUが導入したのだそうですね。
 そう、得意の欧州猿真似です。
 全く困ったものです。
 欧州がストレステストなんてものをやっていられるのは、今の日本
 のように電力不足にはなっていない(原発を今すぐ再開させる必要
 はない)からです。
 そういう状況の違いもろくに考えずに猿真似するとは、全く呆れた
 話です。

 ストレステストを持ち出してきた理由は、周辺住民を安心させるた
 めではありません。(実際、かえって不信・不安を招いている。)
 原発問題やエネルギー問題を長引かせたり深刻化させたりするのが
 その真の目的です。
 そうすることで、まず、「一定のメド」をつかなくすることができ
 る。(つまり、延命につながる。)
 さらには、自然(再生可能)エネルギー利権確立にもつながる。
 やはり、菅直人は、人間のクズ、鬼畜でしかないのです。


●米国が発送電分離の先進国ということは

 ここで、前回の補足にもなりますが、脱原発の原動力となっている
 自然(再生可能)エネルギー幻想関連の「現実」話を二つほどして
 おきたいと思います。

 まず一つ目は、マスゴミが持ち上げる発送電分離の話です。
 米国が先進国なのですね。
 で、マスゴミは、発送電分離のおかげで、米国では「風力」などの
 自然(再生可能)エネルギーの導入が進んだのだ!と持ち上げまく
 っています。
 で、当然、その続きとして、日本も「バスに乗り遅れるな!」と煽
 っています。

 はて?
 ならば、どうして、米国は、中国とトップ争いをするほどCO2排
 出量が多いのでしょう?
 全く納得のいかない話です。

 発送電分離をやっても自然(再生可能)エネルギーの導入は進まな
 いということか?
 いえ、そんなことはありません。
 少なくとも、(意外に思われるかもしれませんが)米国の風力発電
 の容量は、世界のトップクラスなのです。
 ならば、なぜ、CO2排出が、ああも多いのか?

 それは、風力発電の出力が、本当は非常に小さいからです。
 自然(再生可能)エネルギーの実力なんて、その程度のものなので
 すよ。

 でも、トップクラスなのでは?
 いや、ここにトリックがあるのです。
 それは、(前回指摘したように)「容量」という表現です。
 これは、やはり、発電施設の電気的な能力の限界を示すものでしか
 なかったのです。
 ですから、実際の出力は、「容量」よりも、ずっと小さいのです。
 つまり、上げ底、水増しのための表現にすぎなかったわけですよ。

 自然(再生可能)エネルギーが如何にデタラメだらけか、そして、
 その実力がどの程度か、これでわかったでしょう。
 それでも期待しますか?


●ドイツが洋上風力発電するということは

 さて、二つ目の話は、ドイツが洋上風力発電に取り組むことにした
 という話です。

 でも、なぜ?
 ドイツは、人口密度が低かったのではなかったか?
 しかも、日本よりも風力発電や太陽光発電をやる条件に恵まれてい
 たのではなかったか?
 なのに、どうして、わざわざ新たに洋上風力発電にまで取り組む必
 要があるのか?

 要するに、これは、自然(再生可能)エネルギーの電力生産能力が
 全くお粗末なほど低いことを意味しているのです。
 だから、新たに「洋上」にも必要になったわけですよ。
 もっとも、「洋上」のを加えても、足りるかどうか怪しいものです
 がね。

 以上の話から、自然(再生可能)エネルギーの実力がわかったと思
 います。
 こんなものを当てにして脱原発に走るのは、全く愚かな自殺行為で
 しかありません。


●自然エネルギーこそ復興の足かせ

 ところが、呆れたことに、世の中には、「自然(再生可能)エネル
 ギーが復興に貢献する」などとほざいている連中がいます。
 もちろん、彼らの正体は、金に汚い利権屋どもです。
 マスゴミは、そんな連中の声ばかりを取り上げています。
 やはり、「社会のクズ」です。

 自然(再生可能)エネルギーは、施設が高価です。
 だからこそ、補助金等が必要になるのです。
 また、出力が小さく、質が悪いので、儲かりません。
 だからこそ、電力買い取り制度なんてものが必要になるのです。
 補助金や電力買い取り制度等により、導入した地域は、それなりに
 儲かることがあるのかもしれません。
 ですが、他の地域(国全体)は、負担になるだけなのです。
 国全体が貧しくなれば、巡り巡って、導入した地域も貧しくなって
 しまうはずです。
 これで、どうして、復興に貢献することになるというのでしょう?
 全くふざけきってます。

 自然(再生可能)エネルギーは、復興の足かせでしかありません。
 そんなものをやる金や暇があるのなら、復興に直接回すべきです。


●脱原発論はやはり無責任

 何度でも言わせていただきますが、脱原発論は無責任です。
 彼らは、自然(再生可能)エネルギー幻想を今も懲りずに振り回し
 ています。
 さらには、「原発無しでも電力は足りる」などとまで言う輩もいま
 す。
 国民がどれだけ不自由しているか、見えないみたいです。
 節電熱中症という問題にも無関心。
 景気・雇用問題にも無関心。

 だから、当然、家族が一緒に休暇をすごせないことにも無関心。
 もっとも、(インテリ)サヨクは、家族破壊を目指しているわけで
 すから、問題無いのでしょうけれどね。
 でも、ホシュ・ウヨクは、そうではないのではないか?

 石油の供給問題が生じた時に国を支えられる能力があるのは、原子
 力だけです。
 中東情勢のことは、もう考えなくていいのでしょうか?
 海賊問題は、完全に解消したのですか?
 是非ともお答えいただきたいものです。

 そういえば、ホシュ・ウヨクの中には、「原発があると敵の標的に
 されてしまう(だから脱原発すべき)」と主張する者たちもいるよ
 うですね。
 ですが、日本を押さえ込んだり(たとえば韓国)侵略したり(たと
 えば中国)したがる国はあっても、日本を放射能漬けにしたがるよ
 うなイカレた国は存在しないのではありませんか?
 そんなことをしたら、偏西風などの影響で、自分の所にも放射性物
 質が来てしまうでしょう。
 いくらなんでも、そんな愚かなことをする国は、まず存在しないの
 ではありませんか?

 正直言わせてもらうと、私は、事故後に吹き出してきた脱原発論を
 軽蔑しています。
 なぜなら、事故直前に原発に「反」もしくは消極的だったのは、極
 左の一部と、地球温暖化説批判者だけだったからです。
 それ以外は、サヨクも、ホシュ・ウヨクも、中道も、無党派層も、
 むろんマスゴミも、原発推進に賛同していたはずです。
 それが、事故後は、掌を返したように、脱原発になった。
 それって、単に、原発に賛同していたことの責任から逃れたいから
 やっているだけのことなのではありませんか?

 事故で考えが変わった?
 では、チェルノブイリ原発事故とかを知らなかったのでしょうか?
 若い人ならともかく、中年以上の人は、そんな言い訳はできないは
 ずですよ。
 彼らの脱原発論は、あまりに大人げない!
 見て(聞いて)いると、吐き気を催(もよお)してきますね。
 はっきり言わせてもらうと…。

 ちなみに、私は消極派(慎重派)でした。
 でも、脱原発派に転向する気は、毛頭ありません。
 なぜなら、私は無責任な現実逃避主義者ではないからです。


●『利便性:リスク』論という騙し

 以前、「危険だからダメというのなら、車や飛行機だってダメなは
 ず」という話をしました。
 ところが、これに対し、「車や飛行機の事故の場合は、利便性がリ
 スクを上回る。だが、原発の場合は、事故が起きると、リスクの方
 が利便性を上回る。だから、両者を同列に論じるのは誤りだ。」な
 どという論を展開している学匪がいるようです。
 この学匪の屁理屈の欺瞞を、ここで指摘しておきたいと思います。

 まず指摘しなければならないのは、利便性に対してリスクで議論し
 ていることです。
 利便性は、事実です。
 が、リスクは、事実ではなく、可能性にすぎません。
 ですから、それは実現するとは限らないことなのです。
 だからこそ、たとえばマネーゲームの世界では、ハイ・リスクでも
 手を出すのでしょう。

 ちなみに、今回の事故では、原発作業員以外、事故による死者はま
 だ出ておりません。(自殺者は出ていますが、これは政府の怠慢の
 せいです。)
 ハイ・リスクでも、人が死ぬとは限らないのです。

 一方、「車や飛行機の事故の場合は、利便性がリスクを上回る」と
 いうのは、明らかに嘘です。
 たとえば、車がぺしゃんこになれば、使い物になりません。
 そうなれば、利便性も何もない(∴リスクを上回ることはない)で
 しょう。
 また、人が死ねば、利便性は、やはりゼロです。
 死ななくても、重い障害を負うことがある。(一生苦しむ。)
 また、事故を起こした側は、交通刑務所にぶち込まれたることもあ
 るし、職を失うこともある。(本人も家族も苦しむことになる。)
 これで、どうして、「利便性がリスクを上回る」のでしょうか?

 この学匪の最も軽薄なところは、交通事故の犠牲者には子供が多い
 ということを無視していることです。
 子供は、国の未来を担うことになる存在であり、まさしく国の宝な
 のです。
 ですから、親にとってはもちろん、社会にとっても、その喪失は重
 大な損失となるのです。
 なのに、どうして、「利便性がリスクを上回る」というのでしょう
 か?
 まったく、呆れた論理です。

 人(特に子供)の命や幸福の喪失をへとも思わない、全く見事なま
 での自称「唯物論者」ぶり。
 そう、こやつの正体は、インテリ・サヨクです。
 実際、こやつは、日頃、反日(辱日)サヨク的な見解ばかり示して
 いる奴なのです。
 ところが、こやつは「保守」を自称しているのです。
 自分の正体からして偽っています。
 そんなクソッタレの言うことなら、騙しでも別に不思議ではないで
 しょう。

 また、そんな野郎だから、北海道新聞にヨイショされるのですよ。
 ちなみに、北海道新聞は私の地元紙で、朝日新聞も霞む反日サヨク
 新聞です。
 ならば、別に驚くべきことではないでしょう。


●民主党は売国利権政党

 私の生まれ故郷=札幌市は、市長が民主党系の人物になってから、
 ゴミ(収集)が有料化されてしまいました。
 「環境」の名のもとに。
 で、当然のことながら、有料の指定ゴミ袋の購入が義務づけられま
 した。

 ところが、このゴミ袋、何と、中国製なのです。
 そう、「環境」の名のもとに、中国を儲けさせていたのです。
 しかも、市民に金を出させて。
 これが、民主党のやり方なのです。

 外国を儲けさせて、自分たちは、その仲介手数料を得て儲ける。
 これが、民主党のやり方なのです。
 仮設住宅(韓国製!)の件も、疑ってみた方がいいですよ。

 外国にすり寄り、外国に儲けさて、利権を得る…
 菅や枝野らが自慢する薬害エイズ美談も、実は、その種の話にすぎ
 ないのです。
 あれは輸入血液のせいで起きたのです。
 ですから、責任は、不良品を輸出した米国側にあったのです。
 ところが、菅や枝野といった連中は、全てを日本側(製薬会社や厚
 生省など)の責任にしてしまったのです。
 これが、薬害エイズ美談の実態です。

 それを知っていれば、普天間基地問題で、米国にすり寄り、沖縄を
 裏切ったのも、別に不思議なことではないはずです。
 また、権力の犬=検察が厚生(労働)省を標的にしていたことも、
 別に不思議なことではないはずです。
 ついでに言うと、子宮頸ガンのワクチンには、英国製のものがある
 のだそうです。

 外国にすり寄り、外国に儲けさて、利権を得る…
 そうした党の方針を知っていれば、この党がやっている全てのこと
 の真相も見えてくるはずです。

 今時のサヨクが、思想やイデオロギーだけに基づいて行動している
 と思ったら、大間違いです。
 今時のサヨクは、自分たちの利権を最大の動機としているのです。
 つまり、欲深く、金に汚いのですよ。

 だから、企業にも平気でタカれるのです。
 そして、タカれなくなると、用済みでポイです。
 東電は、その一例にすぎません。

 そして、その点では、マスゴミも全く同じです。
 あれだけ広告やCMで儲けさせてもらっていたくせに、もうタカれ
 ないとわかると、用済みで、今度は徹底的に叩きのめす。
 恥の精神ってものが、微塵も無いのです。
 まさに『類』です。
 だから、菅=民主党政権のことを庇う(それ以外を攻撃する)ので
 すよ。(友を呼ぶ。)
 そんなクソッタレどもを、まだ信用するのですか?

            * * *

 今回も自然科学の話が少なかったですね。
 すみません。
 本当は別の話をする予定だったので。
 でも、政府と、その提灯持ちであるマスゴミによる「洗脳キャンペ
 ーン」(笑)が凄まじいので、内容を変更いたしました。

 日本は、北朝鮮のような国になったようです。
 異論を認めない。
 さらに、電力(エネルギー)事情まで、北朝鮮のようになりつつあ
 る。
 当然です。
 何しろ、拉致事件の容疑者の釈放を要求したような人物が総理なの
 ですから。

 とにかく、次回こそは、もう少し自然科学の話を多くしたいと思っ
 ています。
 では、また。


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発行者:media
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