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『科学』という思想信条 特別号
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≪お詫び≫
すみません、時間が無いので、今回も殴り書き的な差し替え記事です。
どうか読んでやって下さいませ。m(_ _)m
なお、今回は(も?)、私が発行している他のメルマガと重複する部分が多
いということを、予めお断りしておきます。
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<因果関係について問いを発しない今時の大人たち>
今回は、まず、一見、科学と関係なさそうで、実は、決して「無関係」と片
付けることの出来ないことの話をしたいと思います。
それは、ロシア人(元)力士による大麻問題に関する話です。
(本題まで)かなり長くなるのですが、我慢して呼んでみて下さい。
何か問題が起きた時、その再発を防ぐためには、その(問題を起こした)原
因となるものを排除しなければなりませんよね。
そして、そのためには、当たり前のことのはずなのですが、本当の原因が何
なのかを知る必要があるはずです。
すなわち、真の因果関係を知る必要があるわけです。
間違った因果関係(原因)に満足していては、再発防止など絶対に不可能な
はずです。
では、今回のロシア人(元)力士による大麻問題に関するマスコミやジャー
ナリストたちの見解は、どうだったでしょうか?
はたして、本当の原因(真の因果関係)を指摘していたと言えるでしょうか?
彼らは、原因を、もっぱら、北の湖体制のせいにしていました。
ならば、北の湖体制のどういうところが、どのように影響して、大麻力士を
生み出してしまったというのでしょうか?
奇妙なことに、そうした因果構造に関する説明は、全くありませんでした。
ただただ、体制批判です。
これは、あまりにマルクス主義的な批判(すなわち、なんでもかんでも上の
者のせいにして終わり…という批判)ではないでしょうか?
国民(大人)も国民です。
彼らが展開する“北の湖体制原因説”という因果関係について、何の問いを
発することも無く、これに同調・共鳴していました。
この家畜人間ぶりには、呆れさせられましたね。
今時の大人たちは、単に「原因」と「結果」を、言論空間で結び付けられる
だけで、両者の関連を信じてしまうのですね。
これは、たとえデタラメな「原因」でも信じてしまう…ということです。
「原因」と「結果」を結び付けるためには、その「原因」が「結果」を招く
ことになった過程やメカニズムといったことを示し、なおかつ、それ(ら)
が正しいということを証明してみせなければなりません。
マスコミやジャーナリストたちは、そうしたことを全く行っていないのにも
かかわらず、多くの国民は、原因(=北の湖体制)と結果(=大麻力士問題)
とのリンクを盲信してしまったのです。
つまり、根拠無き(中身空っぽの)因果関係を信じてしまったわけですよ。
これは、あまりに非科学的な態度ではないでしょうか?
ちなみに、私は、本当の原因は、以下の三つだと思っています。
【1】軽率な外国人受け入れ(国際化)
【2】海外巡業などの誘惑機会の増加
【3】日本国内における麻薬流通ルートの存在
【1】については、ロシア人力士を紹介・仲介した人物の存在も忘れてはな
りません。(親方たちは、商取引にたとえるならば、不良品・欠陥品を掴ま
された被害者と言えるのではないでしょうか?)
親方連中がロシア人の人材を知っているとは思えませんからね。
そして、紹介者・仲介者は、相撲界にとっては圧力を感じさせる政治家や経
済人である可能性があります。
何しろ、このところ、日本企業のロシアへの進出が活発になっているそうで
すからね。
指導には限界がありますよ。
逮捕された一人は、悪いことは分かっていた(でも、やってしまった)とい
う主旨のことを言っているのですから。
それとも、監視カメラで力士を見張りますか?(プライバシーの問題はどう
するつもり?)
【3】は、日本が麻薬に汚染されていることを示すのですが、多くの人たち
は、この問題には無関心のようで、ぞっとさせられます。
逮捕された一人は六本木のディスコで手に入れたと言っているわけですし、
二人の兄弟の陽性反応はロス巡業の際のものではないそうですから、日本に
大麻ルートが存在する可能性が十分あり得ますでしょう。
なのに、無関心とは…。
話を元に戻しましょう。
もし【1】〜【3】が本当の原因なら、「体制」を替えるだけでは、再発防
止にはならないでしょう。
つまり、マスコミやジャーナリストが煽った“北の湖体制原因説”は、間違
った因果関係だったことになるわけです。
しかも、これは根拠無き因果関係だったわけで、そんなものを盲信した国民
の側にも、大いに問題があったと言わざるを得ないでしょう。
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<空虚な因果関係でも盲信してしまうダーウィン崇拝世代>
さて(ここからが本題なのですが)、ここで一番の問題となるのは、今時の
大人たちが、根拠の無い因果関係を信じ込んでしまう傾向がある…というこ
とです。
実際、今時の大人たちは、マスコミなどがタレ流す因果関係に対し、問いを
発するということをしませんからね。
つまり、疑うことも、検証することもしないのです。
というか、中身が空っぽであることに気付くことすらないのです。
これは、あまりに情けないことではないでしょうか?
まぁ、そんなことだから、ダーウィン進化論を盲信することも出来てしまう
のでしょう。
ダーウィン進化論は、中身空っぽの因果関係を説く学説です。
つまり、原因(=進化しなければ適応できない(∴生きて行けない)環境)
と結果(=生物の特徴・機能)とを、その過程やメカニズム等の説明も無し
に、結び付けてしまう学説なのです。
だからこそ、物質に関する法則(物理学や化学などの法則)とかが、話に全
然出てこないわけです。
代わりに出てくるのが、「進化させた」などというオカルト教義ですね。
原因と結果を、言論空間における言葉(表現)のパワーで結び付けているだ
けです。
こんな中身空っぽの因果関係を説く学説を盲信できるのは、もともと、そう
いうものを盲信できる人たちだからでしょう。
NHKは、「進化」という言葉や、「ダーウィン」という名のキャラクター
を登場させる番組を、多数放送しています。
これは、NHK自身がそういう人たちの集まりであることを証明するもので
す。
また、これは、NHKが、日本国民を、自分たちと同じレベルの人間に思想
洗脳しようとしているということでもあります。
因果関係(の中身)をきちんと説明できないものは、大抵、インチキです。
つまりは、“こじつけ”なのですよね。
自分たちの都合のいいように、原因と結果をリンクさせているだけです。
ついでに言うと、これは、悪用すればデタラメな原因をでっち上げられると
いうことでもあります。
つまり、デタラメな因果関係を…です。
歴史問題や領土問題でも多用されてますでしょう。
これに反論できないのは、現代日本人の多くが“因果関係について問いを発
しない人たち”だからです。
ダーウィン進化論盲信傾向は、そのことを証明しているのです。
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<地球温暖化説が盲信・狂信される理由>
さて、ここまで来ると、地球温暖化説(CO2温室効果説)が盲信・狂信さ
れる理由も分かってしまうでしょう。
地球温暖化説は、原因(=CO2)と結果(=現在の気候や気象の様)とを、
強引に結び付けようとする学説です。
その過程やメカニズム等の説明には、多くの嘘がある!(「水蒸気のエネル
ギー」説は、その典型。)
否、それ以前に、「結果」に嘘があることさえある!(例:地表付近の温暖
化だけを「結果」に採用し、期待される温暖化の3分の1にしかなっていな
い対流圏(全体)の温暖化は「結果」には採用しない。)
科学で一番大事なのは、(そこで唱えられている)因果関係について十分精
査検証することだ…と私は思っています。
そして、そのことが、このメルマガを発行しつづけている一番の動機です。
つまり、世の中には、因果関係の怪しげな自称科学が多すぎる…ということ
です。
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発行者:media
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