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        『科学』という思想信条

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≪反エコ(環境)ファッショ特集 【14】の補足≫

 前回言い忘れたことがありましたので、今回は(も?)予定を変更
 して、前回の補足の話をいたします。
 補足と言いながら非常に長いのですが、どうか最後までお付き合い
 願います。
 また、他のメルマガからの流用なので、一部ダブりがあったり、レ
 イアウトがいつもと違うなど、いろいろと問題がある出来になって
 しまっているのですが、非常に重要かつ緊急性(東京都知事選との
 関係)を要することがテーマなので、このようにいたしました。
 どうか御了承願います。

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<寒気嫌いからのさらなる進化…低気圧の吸い込みを否定>

 立春になった途端に気温が急降下してしまいましたね。
 で、問題は、その直前までの異常高温です。
 思い込みの激しくない方なら、その原因が寒気であることに納得
 していただけることでしょう。

 これは私が繰り返し述べていることですが、寒気には暖気を上昇
 させる能力があるのです。
 寒気は相対的に重いので、相対的に軽い暖気は上昇してしまうの
 です。
 で、大気の上昇が起きると、低空(地表付近)では、上昇してい
 った分だけ大気が失われ、そのせいで気圧が下がることになるの
 で、低緯度から暖かい空気が吸い寄せられる(流れ込んでくる)
 ことになるのです。
 これが、異常な気温上昇の本当の原因なのです。

 言っておきますが、これは私の発案ではありません。
 気象学の世界では、私が生まれる以前の時代に既に解明され、初
 等教科書にも載せられていたほどの歴史ある科学的事実なのです。
 つまり、常識中の常識だったわけです。

 ところが、体制側の「専門家」たちは、よっぽど常識侮辱がお好
 きならしく、この常識を完全に否定…というより完全無視してい
 るのです。
 何たる破廉恥!

 で、破廉恥は進化するものです。(笑)
 彼らは、何と、「低気圧が寒気を吸い込む」ということすら否定
 するようになっているのです。
 だから、「北極の温暖化(氷の減少)が、寒気を招く(強める)」
 などという疑似科学を説くことができてしまうわけです。
 何しろ、北極海の氷が無くなったエリアに発達するようになった
 低気圧が、寒気を吹き出す高気圧から吹き出される寒気を「吸い
 込まない」ことにすることで、この疑似科学は成り立っているの
 ですから。

 このように、彼らは、「低気圧が大気を吸い込む」という常識ま
 で否定してしまっているのです。
 トンデモはどっちだ?

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<低気圧の吸い込みにおけるダブル・スタンダード>

 もっとも、こんな話をすると、「別に、低気圧による吸い込みを
 全面的に否定しているわけではない。寒気の吸い込みを否定して
 いるだけだ。」という反論があるかもしれませんね。
 ですが、そんなのは、「暖気は吸い込むが、寒気は吸い込まない」
 とするダブル・スタンダードでしかありません。

 それに、上昇気流が発生するメカニズムを考えると、「暖気は吸
 い込むが、寒気は吸い込まない」という論理は、物理的に筋が通
 らない論理です。
 というより、真偽(正誤)逆さまの論理です。
 なぜなら、北極海の氷が無くなったエリアで低気圧(上昇気流)
 が発生するのは、氷が無くなって露出するようになった海水によ
 って大気が温められて軽くなることが原因だからです。
 寒気は海水より低温なので海水により温められます(∴上昇する)
 が、暖気は海水より高温である可能性すらあるわけですから、海
 水によって温められないか、温められても寒気の場合ほど温度は
 上昇しないわけです。
 したがって、寒気よりも上昇の勢いが弱いことになってしまうの
 です。
 上昇の勢いが弱ければ、気圧の低下の度合いも小さく、故に、吸
 い込みも弱い。
 逆に、寒気の場合は、温度の上昇の度合いが大きく、故に、軽く
 なる度合いも大きく、故に、上昇の勢いが強く、故に、気圧の低
 下の度合いも大きく、故に、吸い込みも強まるはずなのです。

 このように、「暖気は吸い込むが、寒気は吸い込まない」という
 論理は、全く反科学(物理学)的な屁理屈でしかないのです。

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<メカニズムを考えることができない似非「専門家」たち>

 では、なぜ、「暖気は吸い込むが、寒気は吸い込まない」などと
 いう、物理法則を無視した恥知らずな主張ができてしまうのでし
 ょうか?
 それは、吸い込みの大本の原因である上昇気流が発生するメカニ
 ズムを考えていないからです。

 北極海の氷が無くなったエリアで上昇気流(→低気圧)が発生す
 るのは、(海水よりも低温の)大気が海水により温められるから
 です。
 ですから、今回の最初の項で取り上げた、異常高温の原因となっ
 た『寒気による(暖気の)吸い寄せ』とは、メカニズムが異なる
 のです。
 『寒気による吸い寄せ』は、寒気によって(寒気との重さの違い
 によって)暖気が上昇させられることにより起きる現象です。
 つまり、上昇の主役は、海水よりも低温の大気ではなく、暖気な
 のです。
 だから、暖気の上昇の方が目立ってしまう。
 故に、暖気が吸い寄せられる現象の方が目立ってしまうのです。
 これと混同しては、いけません。

 「専門家」でありながら混同するのは、彼らが似非「専門家」だ
 からです。
 真似しては、いけません。

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<全然珍しくない寒気の吸い込み現象>

 それに、実を言うと、『寒気による吸い寄せ』では、暖気だけで
 なく、寒気に関しても吸い寄せ現象が起きるのです。
 つまり、『寒気による吸い寄せ』でも寒気が吸い込まれる現象が
 起きるのです。

 で、「そのメカニズムは?」というと、暖気が上昇すると、それ
 に引きずられる形で、寒気の一部も上昇してしまうのです。
 すると、寒気の側でも気圧低下が起き、寒気が吸い寄せられる現
 象が起きるのです。

 いわゆる「寒気が入ってくる(流れ込んでくる)」という現象は、
 このメカニズムにより起きる現象なのです。
 つまり、みなさんが毎年経験していることなのですよ。

 ただ、『寒気による吸い寄せ』の場合は、暖気の吸い寄せの方が
 目立ちますけどね。
 しかし、だからといって、寒気の吸い寄せを無視するのは、反科
 学的な態度です。
 要するに、体制側の「専門家」とは、その程度の連中なのです。

 このように、寒気の吸い込み(吸い寄せ)という現象は、ちっと
 も珍しい現象ではないのです。
 ならば、低気圧が寒気を吸い込む(吸い寄せる)という現象が起
 きるという科学的事実も、受け入れられるはずでしょう。

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<「流れ込む」という表現が正しい理解を妨げている!>

 低気圧は、暖気だけでなく、寒気も吸い込む(吸い寄せる)ので
 す。
 ところが、この事実すら理解できなくなっている。
 その原因の一つに、「流れ込む」という表現の使用があります。

 気象予報士どもが、よく使いますでしょう、この表現。
 低気圧などに向かって「南から、温かく湿った空気が流れ込んで
 くるため…」という、あれです。
 あのおかしな表現が、正しい理解を妨げているのです。
 なぜなら、「南から〜流れ込んでくる」という表現では、その流
 れの原因が、流れの上流にあるかのように思えてしまうからです。

 流れを生じさせる原因となるものは、流れの下流にあるもの(た
 とえば、低気圧など)なのです。
 でも、「南から〜流れ込んでくる」という表現では、そのことが
 さっぱり見えてきません。

 むしろ、その源は「南」…という印象を与えます。
 実は、そう勘違いすることを狙った騙し表現なのですよ、これは。
 「南」と言えば、高温。
 すなわち、全て「温暖化のせい」と勘違いさせるための騙し表現
 なのです。
 こんな騙し表現を用いるとは、社会のクズとしか言いようがあり
 ません。

 流れが生じるのは、流れの下流にあるもののせいなのです。
 すなわち、低気圧などです。
 それが空気を吸い込む(吸い寄せる)ために、流れが生じるので
 す。

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<「低気圧が大気を吸い出す」という見方>

 さて、それでは、この事実を、流れの上流の立場で考えてみると、
 どうなるでしょうか?
 低気圧などが大気を吸い込む(吸い寄せる)ということは、上流
 では「大気が吸い出されている」ということになるでしょう。
 ですから、低気圧などが「大気を(上流から)吸い出している」
 ということができるわけです。

 実は、こうした見方が、「北極の温暖化(氷の減少)が、寒波を
 招く(強める)」論の嘘を見抜く上で、非常に重要になってくる
 のです。

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<高気圧の下降気流を活発化させる低気圧の大気の吸い出し>

 高気圧では、大気が地表により冷やされ、重くなって下降します。
 それだけに、冷やされきった大気が充満してしまうと、下降は止
 まって(鈍って)しまうのです。
 重さの差が生じなくなりますからね。
 で、下降気流が止まれば、高気圧からの吹き出しも止まってしま
 う。
 ですから、下降気流→吹き出しが持続するためには、冷やされき
 った大気を除去し、温かい大気を供給し続けてやらなければなら
 ないわけです。

 温かい大気の供給については、既に説明しましたね。
 低気圧の高空での吹き出し(高気圧からの高空経由供給)です。

 では、冷やされきった大気の除去は?
 その説明が、まだでしたね。
 そこで、今回は、その(忘れていた)説明をいたします。
 それは、低気圧による吸い出しです。
 すぐ上で述べたばかりの…。

 つまり、高気圧で生産された「冷やされきった大気」を、低気圧
 が「吸い出す」ことで、これが除去され、高気圧からの大気(寒
 気)の吹き出しが持続することになるわけです。

 このように、低気圧というものは、高空からの吹き出し(供給)
 と、低空(地表付近)からの吸い出しという、二つの作用により、
 高気圧からの大気(寒気)の吹き出しを持続させるものなのです。

 そして、このことが理解できれば、高気圧から吹き出される寒気
 の多くが、低気圧に吸い込まれてしまうことがわかってしまうの
 です。
 つまり、中低緯度への寒気の吹き出しが(そんなに)増えるわけ
 がないことがわかってしまうのです。
 「北極の温暖化(氷の減少)が、寒波を招く(強める)」論は、
 やはり、子供騙しのニセ科学なのです。

 そもそも、大気の循環とは、上昇気流と下降気流とがセットにな
 って起きることではありませんか?
 そして、気流は、大気の循環の一部です。
 ならば、「下降気流が起きている所から吹き出してくる大気(の
 大部分)は、上昇気流が起きている所へ向かう」と考えるのが常
 識というものでしょう。

 それとも、また得意の「常識が間違っている!」ですか?
 だったら、なぜ「トンデモ」なんて言葉を使うのですか?
 やっぱり、「発展の原動力」ファンですね。

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<因果すり替えトリックは批判的継承の一種>

 『北極海氷の減少』は『寒波の強まり』の『原因』ではありませ
 ん。
 『寒波の強まり』と原因が同じ『結果』なのです。
 原因が同じなために、『北極海氷の減少』が起きると、『寒波の
 強まり』も起きるというだけの話なのです。
 時期的には、『北極海氷の減少』は夏に起き、『寒波の強まり』
 は冬に起きることです。
 そのために、『北極海氷の減少』が『寒波の強まり』の原因のよ
 うに錯覚してしまうのです。
 騙されては、いけません。

 『北極海氷の減少』も『寒波の強まり』も、ともに、大陸での寒
 気の発生の活発化が原因です。
 太陽活動が低下し、太陽地場が弱まると、宇宙線の飛来量が増え、
 水蒸気が凝結して雨雲・雪雲に成長しやすくなります。
 このため、水蒸気は雨や雪になって落ちてしまう。
 その結果、海から遠い内陸上空の大気は乾燥してしまい、雲が減
 ってしまうのです。
 すると、放射冷却が強まり、寒気が発生しやすくなってしまうの
 です。
 この寒気は、大気の大循環を強めます。
 すると、その影響で、海流が強まり、温かい海水が北極海に押し
 込まれ、北極海氷が減ったり、北極が温暖化したりするのです。
 冬以外の季節には。

 一方、寒気の発生が活発化すれば、当然、冬の寒波は強まります。
 それで、北極海氷が減った(北極が温暖化した)後に寒波が強ま
 る現象が起きるということなのです。
 そんなわけで、因果関係をデタラメに決めてしまっているわけで
 すよ、「北極の温暖化(氷の減少)が、寒波を招く(強める)」
 論者どもは。

 本当は結果にすぎない『北極海氷の減少』を、「原因」とするの
 は、因果すり替えというトリックです。
 そして、気付かなければならないのは、こうした因果すり替えト
 リックが批判的継承の一種であるということです。
 「『北極海氷の減少』も、『寒波の強まり』も、原因が同じ現象
 (結果)」という正論から、『北極海氷の減少』と『寒波の強ま
 り』とをパクり、他の部分は批判・破棄して、「『北極海氷の減
 少』が『寒波の強まり』の原因」としているわけですからね。

 このように、因果すり替えトリックは、批判的継承の一種なので
 す。
 そして、批判的継承は、マルクス主義の中心的教義の一つです。
 となれば、提唱者たちの正体は明白でしょう。

 ちなみに、「因果逆転の術」も、批判的継承の一種です。
 因果すり替えトリックを二組用いたものなのですからね。
 つまり、「AはBの原因である」から、「A」と「B」の部分だ
 けをパクり、他は批判・破棄して、「BがAの原因である(Aは
 Bによりもたらされた結果である)」とするわけですから。

 白を黒と言い、黒を白と言うのが、サヨクの世界です。
 ならば、「因」や「果」をすり替えたり、逆転させたりするぐら
 い、朝飯前でしょう。

 そして、日本の政治家どもは、そんな奴らにばかり、研究予算や
 権限を与えているのです。

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<原発再稼働したさのあまりサヨクにすり寄る愚かしさ>

 呆れるのは、ホシュ・ウヨクが推す安倍政権になっても、それが
 続けられていることです。
 その理由は複数考えられますが、その一つに、原発再稼働願望が
 あることは確かです。

 ですが、原発再稼働したさゆえにサヨクにすり寄よったりするの
 は、愚かなことです。
 なぜなら、そんなことをすれば、サヨクを勢いづけることになっ
 てしまうからです。

 それに、地球温暖化説は、ニセ科学です。
 つまり、嘘なのです。
 嘘は必ずバレる。
 日本には「嘘も方便」という諺があるようですが、嘘が良い結果
 をもたらすことは現実にはほとんどありません。
 その時はうまく凌げても、後で大きな代償を支払わなくてはなら
 なくなるのがオチです。

 それに、嘘は人を子供扱いする行為です。
 つまりは侮辱する行為なのです。
 そんなことをして支持が集まるとでも思っているのか?

 そして、何より問題なのは、この嘘は、プラスの効果よりも、マ
 イナスの効果の方が、圧倒的に大きいことです。
 そんなものに頼るのは、たとえ悪党でも、バカでしかありません。

 原発が必要なのは、地球温暖化防止のためではありません。
 将来の資源エネルギー問題対策のためなのです。
 今流行りの言葉で言えば、資源エネルギー戦略のためなのです。
 そんなこともわかっていない。
 先人たちは、ホシュ・ウヨクたちのあまりのおバカぶりに、あの
 世で呆れかえっているのではないか?

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<脱原発は保存則無視と根が同じ現実逃避>

 一方、地球温暖化説がニセ科学(=嘘)だからといって脱原発に
 走るのも、これまた愚かなことです。
 何度も述べているように、原発は、将来、必ずやってくる資源エ
 ネルギー問題に対処するために、どうしても必要なものなのです。

 なるほど、細川や小泉といったクソジジイ連中が生きている間に
 は、そんな心配は無いでしょう。
 いや、私が生きている間でも、たぶん大丈夫でしょう。(ただし、
 保証はできない。念のため。)
 ですが、今の20歳以下の人たちぐらいの世代になると、怪しくな
 ってきます。
 ま、枯渇までいかなくても、価格上昇ぐらいのことは十分にあり
 得ます。
 しかも、その度合いは、年毎に酷くなっていくのです。
 そうなった時、どうするのか?
 そんな思いをさせることが「子どもたちの未来を考え」たことだ
 と言えるのか?

 自分が生きている間のことしか考えないというのは、エゴ・自己
 チューだと思います。
 まして、それを「子どもたちの未来を考えて…」などと審美化す
 るのは、究極の恥知らずのすることだと思います。
 我々には遠い未来のことも考えなければならない義務があるのだ
 と私は思っています。

 人間は、保存則が支配する現実世界に暮らしているのです。
 ですから、資源はいつか枯渇するものなのです。
 脱原発は、保存則無視と同種の現実逃避にすぎないのです。

 それに、再生可能エネルギーは、大変な資源食いです。
 出力が低く、不安定なので、沢山作らなければならない。
 壮大な電力網も必要。
 また、スマート技術や蓄電池も必要。
 だから、膨大な資源が消費されることになるのです。
 しかも、短寿命ですから、資源の大量消費を続けなければならな
 い。
 あんなの、単に、資源枯渇を早めることになるだけです。

 ついでに言っておくと、電源の質の低下は、仕事の効率や製品な
 どの歩留まりの悪化を招くため、資源消費を増やしてしまうおそ
 れがあります。
 再生可能エネルギーを導入して資源消費を減らすことに成功した
 国など、一つも存在しないのです。

 何度でも言わせていただきますが、人間は保存則が支配する現実
 世界に住んでいるのです。
 資源は有限なのです。
 「脱原発&再生可能エネルギー依存推進」は、愚かな自殺行為で
 しかないのです。

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<金より命が大事なら自然エネこそ×>

 そういえば、細川は、「金と命と、どっちが大事か? そりゃ〜
 命でしょう。」とか言ったそうですが、金が無いと生きていけな
 い現実を忘れてもらっては困りますね。
 要するに、細川だの小泉だのといった連中は、金持ちの子で、金
 で苦労したことの無い道楽息子どもなのです。
 だから、このような偽善的演説ができてしまうのです。

 自然エネルギーは、金がかかります。
 ま、小泉はその利権屋ですから、結構なことなのでしょうけれど
 ね。
 でも、一般市民は、たまったものではありません。
 金がかかるものは、負担を増やし、雇用を悪化させます。
 そうなれば、結局、生きていけなくなるのです。
 そんな事態を招くことのどこが、命を大事にすることになるとい
 うのか?

 ちなみに、風力発電では、バードストライクが起きています。
 野鳥が殺傷されているのです。
 これのどこが、命を大事にすることになるというのか?

 そういえば、細川・小泉を推す北海道新聞は、最近、「助かった」
 とかいう見出しの記事を載せていました。
 バードストライクにやられた野鳥が、たまたま運良く保護された
 のだそうです。
 だが、そんな美談に仕立て上げていいことなのか?
 これは、無数の命が脅かされていることの証拠となる出来事では
 ないか!

 「命」なんて耳に心地よい言葉を振り回す連中の言うことに惑わ
 されてはいけません。

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<原発も「使い捨て」>

 ところで、小泉については、一つ思い出さなければならないこと
 があります。
 それは、「使い捨て」が大好きであるということです。

 チルドレンも「使い捨て」にしましたでしょう。
 田中眞紀子も「使い捨て」にしましたよね。
 安倍も、自分の尻拭いをさせて「使い捨て」にする気だったので
 はないか?

 何しろ、奥さんも「使い捨て」にした男ですからね。
 ならば、原発も「使い捨て」といったところなのでしょう。
 むろん、東京都も「使い捨て」。
 何しろ、小泉は神奈川県の人間ですからね。
 つまりは、よそ者。
 ならば、「使い捨て」も平気なことでしょう。
 そんな人物を支持するのですか?

 そういえば、いわゆるエコ替えも、まだ使えるものを「使い捨て」
 にさせる文化ですね。
 やっぱり、「使い捨て」大好き人間なわけですよ。
 ということは、細川も…だったりして。(笑)

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<「国の責任」を認めないのがインテリ・サヨク流>

 脱原発という偽善が人気を得ている原因の一つに、国が責任をと
 らないことがあると思います。
 原発事故で一番責任があるのは、国なのです。
 国が推進してきたのですから。
 しかも、地震や津波の研究は、国がやるべきことなのですから。
 なのに、国が責任をとらない。

 というより、「国に責任をとらせまい」とする傾向がありますね。
 政治家の側にも、マスゴミや文化人の側にも。
 これが異常だと言いたいのです。
 しかも、日頃、日本のことを卑しめている連中ほど、その傾向が
 強い。
 原発事故責任問題になると、極右も真っ青の狂信的ナショナリス
 トになる、この超〜不思議。
 「お国のため」「国家のため」と言わんばかりに。

 マスゴミは、その筆頭。
 東電を支援しようとするだけで、「東電擁護という批判を招くお
 それがある」などと脅す。

 要するに、国の責任を認めないのがインテリ・サヨク流というこ
 とです。
 事実、菅=民主党政権は、イレッサ訴訟では国の責任を認めませ
 んでしたからね。

 つまり、インテリ・サヨクは、いくつになっても「点取り虫」意
 識から抜け出せない連中なわけです。
 「国の責任を求めると、自分たちの成績に響く」という被害妄想
 にとらわれているのです。
 まったく哀れな連中です。

 インテリ・サヨクに政治を任せると、国が責任をとらない国にな
 ってしまうのです。

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<「財政再建」「無駄削減」はポピュリズムにすぎない>

 「国の責任」と「政権の責任」は違うはずなのですがね。
 なのに、インテリ・サヨクたちは、「国の責任」=「政権の責任」
 としてしまうのです。
 頭が狂ってます。

 それはともかく、インテリ・サヨクたちが国の責任を認めたがら
 ない理由の一つに、「財政再建」や「無駄削減」志向があるとい
 うことを是非とも知っておくべきです。
 インテリ・サヨクにとっては、「財政再建」や「無駄削減」が成
 績になるのです。
 だから、点取り虫の彼らは、何よりもそれを優先するわけです。
 国の責任を認めると、「財政再建」や「無駄削減」の足を引っ張
 られてしまう。
 よい成績があげられなくなっちゃう。
 だから、国の責任を認めたくないわけです。
 なんてことはない、「自分たちの成績が一番」なわけです。
 完全に狂ってますね。

 また、だからこそ、復興よりも財政再建を優先させるようなこと
 ができてしまうのです。
 彼らにとっては、財政再建こそが、最も重要な成績になるわけで
 すからね。
 やはり、完全に狂ってます。

 言っておきますが、「財政再建」だの「無駄削減」だのというも
 のは、聞こえは非常にいいのですが、実際には、人を小馬鹿にし
 たポピュリズムにすぎない場合がほとんどなのです。
 そのことは、欧州の国々の政府をウォッチングしても、よくわか
 ります。
 欧州の国々は、よく、「地球温暖化のせいで海岸浸食が起きてい
 る」と騒ぎ立てます。
 つまり、海面上昇や嵐の影響です。
 しかも、ツバルとかだけではなく、欧州でも起きているぅ!と騒
 ぎたてるのです。
 ですが、それが本当に地球温暖化の仕業ならば、日本やその他の
 全ての海岸地域でも起きるはずです。
 でも、実際には、そうはなっていない。
 それもそのはず。
 欧州での海岸浸食の本当の要因は、防潮堤の老朽化だからです。
 この改修工事には、大金が要る。
 でも、これは「財政再建」の障害になる。
 だから、「財政再建」や「無駄削減」を売りにする政権は、手を
 抜く。
 それで、海岸浸食に悩まされているのです。
 でも、そんな実態は知られたくないし、責任もとりたくない。
 そこで「地球温暖化のせい」と騒ぎ立てるわけです。
 まったく破廉恥な連中です。

 日本でも、民主党政権がスーパー堤防だかの予算を削減しようと
 しましたでしょう。
 しかも、テレ朝などのマスゴミが、これを援護射撃していました。
 「財政再建」や「無駄削減」は、防災怠慢の最大の原動力なわけ
 です。
 日本国民は、この罠に気付くべきでした。

 そういえば、サヨクやマスゴミは、かつては、防衛費も「無駄遣
 い」と決めつけていましたね。
 彼らの言う通りにしていたら、日本はどうなっていたことか。

 このように、「財政再建」や「無駄削減」というものは、大抵は
 ウケ狙いの無責任で軽薄なポピュリズムでしかないものなのです。
 だから、取り返しのつかない悲劇を招く。

 ついでに言っておくと、「雇用創出」や「地域経済活性化」も、
 ウケ狙いの無責任で軽薄なポピュリズムでしかない場合がほとん
 どです。
 再生可能(自然)エネルギーがもたらす「雇用」は、全く限定的
 なものであり、しかも、負担増などにより、全体の雇用を失わせ
 る効果があるのです。
 うまい話など、そんなにあるわけがないのです。

 「財政再建」だの「無駄削減」だの「雇用創出」だの「地域経済
 活性化」だのといったことを得意になってほざく者を信用しては
 なりません。
 実際、「財政再建」や「無駄削減」を叫ぶような連中に限って、
 くっだらないことには税金をジャブジャブつぎ込みたがるものな
 のですから。


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発行者:media
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