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『科学』という思想信条 04/12/29特別号
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≪おわび≫
今回も、進化論・退化論はお休みにして、地震に関する異端論を述べたいと
思います。
理由は、スマトラ沖で巨大地震が発生し、津波による大変な被害が出たから
です。
もちろん、支持する・しないは、みなさまの自由です。
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<津波被害で便乗宣伝ですかぁ?>
今回の地震では、津波によって大きな被害が出ていますね。
で、それをいいことに、プレート信者たちは、これをネタにして、プレート
説の正当性を大々的に宣伝してますね。
そして、マスコミ(メディア)がこれに加担する…という、お決まりのパタ
ーン。
本当に困ったものです。
何しろ、あれだけの被害が出ているのですから、強烈なインパクトがあり、
宣伝効果も大きいでしょうから…。
確かに、前回、私は津波が盲点になるという主旨のことを申し上げました。
しかし、これは決して、「大きな津波が発生したらプレート説が正しい」と
いうことを意味するものではありません。
むしろ、理論通りの高さの津波が発生しないことがある点に注目してほしか
ったから言ったまでです。
津波なんてものは、要するに、海底が急激に変動することによって起るもの
です。
これは、地殻が壊れることでも説明可能なことです。
何もプレート説に固執しなくても良いのです。
実際、今回の津波の起り方を細かく調べてみると、むしろプレート説を疑問
視させることの方が多いのです。
今回は、このことについて指摘したいと思います。
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<やっぱり予知できず>
まず、誰もが気付くことは、あれだけのマグニチュードの地震であったにも
かかわらず、地震学者が今回の地震を予知できなかったことです。
プレートの境界のことを盛んに主張する彼らですが、そもそもプレート境界
なんてものは、地震の多いところに定められたものなのですから、そんなも
のは、プレート説の正しさを確証することはなりません。
「ここはもともと地震の多いところで、今回のは派手だった」というだけの
ことです。
プレートがずれた…というのなら、その前に何らかの変化があったはずでし
ょう。
たとえば、境界の近くで、海底が異常に沈下または隆起していたとか、島の
位置がある方向に寄っていたとか…。
歪みは、どこかにたまっていたはず。
ですから、どこかが変形していたはずです。
それがどうしてわからなかったのでしょう?
地震が発生してから、「プレートがずれた」などと言われても、無批判に信
じる気にはなれません。
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<観測体制の不備のせいにする>
そこで、最高の言い訳になるのが、観測体制の不備です。
観測体制が整っていなかったから、歪み(変形)も把握できず、予知も出来
なかった…と。
う〜ん、いいとこに目をつけますなぁ。
でも、私には、それを良いことに、プレート説に都合のいいことばかり言っ
ているように思えてしまいます。
実際、観測体制の整っている地域でも、歪み(変形)は把握できない(故に
予知できない)のですから、プレート説は半永久的に検証不可能(故に反証
不可能)でしょう。
ちなみに、観測体制が整っても、役に立つのは、ほとんど津波の予知に対し
てだけで、それも、確率的な予知しかできません。
地震の予知にはほとんど役に立たないことは、日本で実証済みです。
皮肉なことに、今回は、津波(の被害)の方にばかり関心がいってしまって、
地震の方には関心がいっていないように思います。
おかげで、プレート説の問題点には気付かれずにいる…という感じがします。
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<浅いところだけがずれた?>
プレート信者たちが、津波が発生すると必ず口にするのが、「震源が浅かっ
た」というセリフです。
実際、こういう場合、震源は浅いものです。
しかし、これがプレート説に疑問を抱かせることになるのです。
というのは、浅いところだけがずれるということはあり得ないからです。
前回も指摘したように、プレートの境界というものは、かなり面積の広いも
のです。
ですから、一箇所だけがずれるということはあり得ないことになるはずなの
です。
それに、プレートをずれさせる最大の原動力となるマントル対流は、深い位
置にあります。
ですから、浅いところだけがずれるなどいうことは、あり得ないことのはず
なのです。
ところが、大きな津波や揺れの大きい地震が起きるたびに、プレート信者た
ちは、「震源が浅かった」などと平気で語るのです。
震源が浅かったということは、境界の浅いところだけがずれた…ということ
でしょう。
浅いところがずれたのだとしたら、その前に深いところでずれがあったはず
です。
そして、その際、深いところを震源とする地震が起きていたはず。
ですから、そのことから、いずれ浅いところで地震が起きるということが予
知できるはず…。
そうした予知ができないということは、プレート(ずれたよ)説が間違って
いる可能性が出てくるわけです。
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<干上がりをどう説明する?>
前回も指摘したように、プレート説が非常に胡散くさく思えるのは、あまり
にも単純すぎることです。
そして、単純すぎるが故に、説明できない問題があったりするわけです。
権威に対するチェックが全く存在しないマスコミ(メディア)は、こういう
問題が見えないようです。
たとえば、今回の津波について、あるマスコミは(学者の言うことを真に受
けて)、海底地震によって津波が発生するメカニズムを説明するCGアニメ
を流していました。
それは、海底に「せん断力」が働いて、一方の側が隆起し、これによって海
水が押し上げられて津波になる…というものです。
これは、一見、もっともらしく思える説明です。
ところが、この単純なメカニズムでは、どうしても説明できない現象がある
のです。
それは、津波の前に起る「海水の干上がり」です。
大きな津波の来る前には、よく、海の水が沖に引いてしまうことがあるので
す。
これは、海底面の(急激な)隆起だけでは説明がつきません。
海水が引くためには、まず海底は一度、(急激に)沈降しなくてはならない
はずです。
で、その後すぐ、もとに戻るか、あるいは、もとの高さよりも隆起しなくて
はなりません。
単純さを誇るプレート説では、こうした海底の複雑な動きが説明できないの
です。
今回の津波でも、津波襲来直前に干上がりがあったことが報告されています。
そういうことを無視するところが、何とも狡賢い。
また、そうした情報をつかんでいながら、定説の問題点に気付かないマスコ
ミ(メディア)も、おめでたい。
これなら、「偉大な領導者様」に騙されるのも無理はありません。
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<欧米人学者のコピペ厨房君>
このように、一見、正しそうに見えるけれども、よ〜く考えてみると非常に
胡散くさいのが、プレート(ずれたよ)説なのです。
予知できず頼りないというだけでなく、欺瞞に満ちていることにも気付いて
ほしいところです。
といっても、日本の地震学者たちばかりを責めるのは間違いです。
なぜなら、プレート説を最も強く深く信仰しているのは、欧米の地震学者だ
からです。
「プレート真理教」や「プレート原理主義」の本場は、日本ではなく、欧米
です。
日本の地震学者たちは、コピペ厨房君しているだけです。
地震雲などがなかなか検証の対象にならないのは、それらが欧米の学者たち
に拒絶されているからなのです。
決して日本の学者が抑えつけているのではないのです。
地震予知研究を本気で考えているのなら、まず、こうした欧米コンプレック
スの克服から始めるべきでしょう。
欧米人の思想よりも、思考と検証を重視してもらいたいところです。
どういうわけか、文化人も、マスコミ(メディア)も、こういうところでは
徹底した追米・従米・白人優越主義・西欧絶対主義・帝国主義なんですね。
得意のダブル・スタンダード。
反日サヨクそのまんま。
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≪余談≫
地球大進化の再放送、見てますか?
あれは、進化論の正体を知る上で非常に役に立つ番組のようです。
NHKの政治思想がむき出しになっているみたいです。
もっとも、私は不覚にも初回を録画しそこなってしまいました。
で、NHKのHPで我慢しています。
できれば、来年にでも、その特集を組んでみたいと思っています。
そういえば、文化マルキストの日(笑、11月3日)には、TBSも進化論
ヨイショ番組を放送してましたね。
ま、TBSも、NHKや朝日などと肩を並べる左傾偏向メディアですから、
これは別に驚くべきことではありません。
こちらは録画してあるので、いつか取り上げてみたいと思います。
え?、だったら、なぜ、朝日は進化論ヨイショをしないのか?…ですって?
いえ、全然してないわけではないのですよ。
ただNHKほど狂信的ではないため、目立たないだけです。
それぐらいNHKは病的なのです。
朝日が、進化論ヨイショをやりづらいのは、キリスト教徒の存在です。
日本では、サヨクとキリスト教徒が「なかよし」である場合が多いですね。
特に「日の丸・君が代・靖国」では、結託してます。
もっとも、この点では仏教徒も同じですが…。
世界に目を向けると、キリスト教徒とサヨクは、仲が悪いのが普通なのです
が…。
日本は不思議な国です。
とにかく、そういうわけで、朝日としては、進化論ヨイショでキリスト教徒
の機嫌を損ねたくないわけです。
反日の道具として利用できるのものは何でも利用しよう…というわけです。
そこへいくと、NHKは、目が海外に向いてますね。
反日というよりは、辱日、無日。
だから、朝日と違って、堂々と進化論ヨイショができてしまう。
ついでながら、NHKがサヨク文化をヨイショしたがるのは、NHK自身の
思想信条のほかに、ハイビジョンの件があります。
つまり、世界で最も人口が多い共産圏国家=中国にハイビジョンを売り込み
たくてしょうがないわけです。
そのために御機嫌とりをやっているわけです。
NHKは、確かに、好共放送です。
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発行者:media
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