!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『科学』という思想信条 vol.57
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
当メルマガを購読していただき、ありがとうございます。
引き続き、『ダーウィン進化論』について取り上げようと思います。
なお、今回から購読される方は、このメルマガのvol.14〜56、及び、旧メル
マガ『隠れオカルティズム』のvol.3〜14を、まず御覧になることをおすす
めします。
当メルマガのバックナンバー
→ http://mediax.hp.infoseek.co.jp/mm3/bn.htm
旧メルマガのバックナンバー
→ http://mediax.hp.infoseek.co.jp/mm2/bn.htm
───────────────────────────────────
≪退化論…その七≫
進化論に対する皮肉として提唱する退化論の第六回目です。
今回も、主に退化論と免疫に関する説明しようと思います。
───────────────────────────────────
<不思議な二つの特徴>
免疫には、不思議な二つの特徴があります。
一つは、味方(生体)を攻撃してこないことです。
もちろん、アレルギーの場合のように、暴走すると味方を攻撃してくること
はあります。
しかし、そうでなければ、外敵は攻撃しても、味方は攻撃しません。
つまり、相手構わず攻撃するのではなく、外敵と味方とを区別しているとい
うことですよね。
これは不思議な特徴です。
二つ目は、新たな外敵に対して免疫が「できる」ことです。
もちろん、外敵によっては「できない」場合もあります。
このように制限があるとはいえ、これもまた不思議な特徴です。
そこで、以上の二つの特徴を話の題材として、免疫に対する、進化論(に基
づく定説)の考え方と、退化論の考え方とを、比較してみようと思います。
───────────────────────────────────
<区別の仕方>
まずは、外敵と味方の区別の仕方についてです。
区別する以上、その情報を持つ必要があります。
問題は、どういう形で情報を持つのか?、ということです。
進化論では、「これを攻撃せよ!」という形で情報を持つと考えます。
これに対し、退化論では、「これは攻撃するな!」という形で情報を持つと
考えます。
進化論の考え方は説明の必要がないと思いますので、退化論の考え方のみ説
明いたします。
退化論の考え方は、生命(活動)というものは破壊的で侵略的で攻撃的なも
のである、という事実に基づいています。
つまり、免疫の外敵を攻撃する働きも、その延長線上にあるものである、と
考えるわけです。
こうすることによって、免疫も、他の生命活動ともに、統一的に説明できる
ようになる、というわけです。
これは、進化論の考え方にはない利点と言えるでしょう。
さて、攻撃的であるだけでは、免疫は外敵とかわりがないことになり、外敵
と同様に、味方を(も)攻撃してしまうことになってしまいます。
そこで、味方を攻撃しないようにするためには、味方に関する情報を持たね
ばなりません。
すると、その情報は、「これは攻撃するな!」という形になるでしょう。
このように、退化論では、免疫でも遺伝子と同様、「規制書」という考え方
をするのです。
───────────────────────────────────
<どうしてできるの?>
次に、免疫の「でき方」について比較してみましょう。
新たな外敵に対する免疫は、どのようにして「できる」のでしょうか?
進化論では、「これを攻撃せよ!」という形で情報をもつわけですから、新
たに「これも攻撃せよ!」という情報を持つことが必要になってきます。
ですから、まさに「無からの創造」になりますね。
これは大変なことでしょう。
さらに、そんな創造能力がどうして備わったのか?、ということの説明とな
ると、ますます困難を極めるでしょう。
これに対する、よくある説明が、「そういう能力があったからこそ、今まで
生存してこれたのだ!」というものです。
つまり、「そういう能力がなかったら、今、生存し続けているはずがないだ
ろう。生存し続けていることこそが、その説明になるんじゃないか。」と…。
毎度お馴染みの、何の説明にもなっていない、進化論者お得意の詭弁、「は
ぐらかし」ですね。
これに対し、退化論では、次のように説明されます。
外敵に攻撃されると、生体が破壊されます。
この時、同時に、「これは攻撃するな!」という情報も、部分的に破壊され
ます。
すると、この外敵に対する攻撃規制がなくなります。
その結果、免疫は、この外敵を攻撃するようになります。
こうして、新たな外敵に対する免疫が「できる」というわけです。
いかがでしょう?
まぁ、日本は自由の国ですから、進化論と退化論のどちらを支持するかは、
みなさんの自由です。
(次回に続く)
───────────────────────────────────
≪余談1…原始時代に関するウソ≫
さて、ここからは、全くの余談です。
みなさんは、「原始時代の人間社会は、平等で平和だった」と教わりません
でしたか?
「それが、農耕文化のせいで貧富の差が生じて平等ではなくなり、さらには、
領土争いや権力争いがによって平和が失われていった」と…。
私は、そう教わりました。
アニメとかでも、そう描かれており、そうしたイメージをしっかりと刷り込
まれました。(笑)
もちろん、今になってみれば、これはまさに「ダマサレタ」の世界です。
考えてもみてください。
野生の生物の中に、平等で平和な社会を築いているものがありますか?
弱肉強食とかボス社会が現実でしょう。
ですから、こんな考え方は、人間だけを特別扱いする創造論者たちの考え方
になるはずです。
ところが、私にそうしたイメージを刷り込んだ年長者たちは、みな、創造論
をバカにする科学通気取りの進化論信者たちだったのです。
彼らの思考がいかに支離滅裂なものであるかがわかるでしょう。
原始時代が平等で平和だったなんて、大ウソです。
ですから、平等であるのが自然状態であるというのも、大ウソです。
放っておくと、どんどん不平等になるのが、現実なのです。
平等は人為、すなわち、人間の努力によって達成(実現)されるものなので
す。
それがわかれば、イラクの民主化にも人為が必要になることが理解できると
思うのですが…。
だいたい、平等であるのが自然状態であるのなら、革命(=人為)なんて必
要ないはずでしょう。
彼らの言っていることは、全く矛盾だらけです。
───────────────────────────────────
≪余談2…混血イグアナと文化マルキシズム≫
マルクス主義は、もともと経済や政治のための思想だったはずです。
ところが、ソ連の崩壊により、その疑似科学性がはっきりと証明され、もは
や経済や政治のための思想としては生き残れなくなりました。
そこで、マルクス主義は、経済や政治以外の分野に紛れ込むことによって、
生き延びる道を見出しました。
いわゆる「隠れマルキシズム」とか「文化マルキシズム」と言われるもので
す。
マルクス主義は、今やあらゆる文化・分野に紛れ込んでいます。
自然科学も決して例外ではありません。
進化論、相対論、量子論、ビッグバン、ブラックホール…などが異常な人気
を得ているのも、そのためです。
さて、こうした生き残り方は、あるもののそれに似ています。
それは、かつてNHKが「進化」と持ち上げ、騒ぎ立てた「混血イグアナ」
です。
「海イグアナ」を「マルクス主義」に置き換えてみてください。
そっくりでしょう。
そう、NHKは、こういう比喩的な方法で、(文化)マルキシズムを支援し
ているのです。
文化マルキシズムに関して言えば、NHKは朝日なんかよりも赤いメディア
なのです。
こんなメディアに受信料を納めるのは、左翼に献金するようなものです。
───────────────────────────────────
≪余談3…宗教のことが批判できるのか?≫
マルキストたちの何より嫌らしいところは、なんでもかんでもマルクス主義
的でなければならない、としているところです。
そのため、あらゆる分野に干渉してきます。
理工系の人には、口先や筆先の不器用な人が少なくないものですから、理論
系の自然科学の分野なんかは、まさに格好のカモになります。
ほんと、嫌らしい。
彼らは、マルクス主義的でないものを、わざわざ探し出してきては、とこと
ん誹謗中傷しまくります。
「マルクス主義的でないものは、生かしておくな。即刻、見つけ出し、ポア
せよ!」なのです。(笑)
まるで憲兵みたい。
よくもまあ見つけ出すものだなぁと、感心しちゃいます。
エシュロンも顔負けですなぁ。
でもさー、そういう干渉行為って、中世のカトリックがやってたことと同じ
じゃありませんか?
「中世の暗黒時代」なんて言って宗教を批判してるけど、そういうあんたら
のやってることだって、全く同じじゃないか。
宗教のことが言えるんかい?(猿尻、目糞鼻糞)
───────────────────────────────────
≪余談4…センター試験とマルクス主義≫
とはいえ、マルキストたちがかなり焦っていることは事実です。
その現れが、今年のセンター試験です。
世界史Bでは強制連行、現代社会では夫婦別姓、日本史Bではモロ「マルク
ス主義」をヨイショする設問があったとか。
こんな汚い手段に訴えなければならないほど、マルクス主義への支持・信頼
が低下しているということでしょう。
とはいえ、若い人たちにとっては許しがたいことのようですね。
でもねー、そもそも「センター試験(共通一時試験)」というもの自体が、
赤い試験なんすよ。
何しろ「統一」テストなんですから。
「統一」はマルキストたちの合言葉です。
事実、彼らは、受験戦争は批判してきたけど、センター試験のことは、ほと
んど批判したことがない!
知らなかった方は、お気の毒。
───────────────────────────────────
発行者:media
───────────────────────────────────
『科学』という思想信条(バックナンバー)へ