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『科学』という思想信条 vol.56
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引き続き、『ダーウィン進化論』について取り上げようと思います。
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マガ『隠れオカルティズム』のvol.3〜14を、まず御覧になることをおすす
めします。
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≪退化論…その六≫
進化論に対する皮肉として提唱する退化論の第六回目です。
今回は、主に退化論と免疫に関する説明しようと思います。
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<いろんなスケールでものを見る>
前回、細胞レベルで見ると、下等(高等)なものほど退化していない(退化
している)という意外なことが明らかになりました。
ここで極めて重要な事柄に気付くでしょう。
それは、「見るスケールの違いにより、物事が全然違って見える」というこ
とです。
これは裏を返せば、
「特定のスケールだけで物事を見て判断するのではなく、いろんなスケール
で見て判断することが重要だ!」
ということです。
これができない人は、絶対に退化論を理解することはできません。
ちなみに、進化論を盲信する(文化)マルキストたちは、特定のスケールで
しか物事を見ようとはしませんから、退化論など「死ンデモ」理解できない
だろうと思います。
いろんなものの見方ができないというのは、とても不幸なことだと思います
よ。
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<免疫は救援隊ではなく軍隊>
さて、ここで話は変わって、免疫の話をしたいと思います。
みなさんは、免疫というと、どんなイメージを抱きますか?
外敵の攻撃から身を守ってくれる救援隊?
確かに、結果的にはそうでしょう。
でも、そういう見方だけに固執するのは、いただけません。
免疫は、外敵を攻撃し殲滅しようとする軍隊なのです。
もっと過激な、ともすれば誤解を招きかねない危ない言葉で言えば、キラ
ー、殺戮マシーンです。
外敵からすれば、まさにそうでしょう。
特定の側からしか物事を見ないのは、手落ちですよ。
免疫は、外敵を攻撃し、破壊し、抹殺しようとします。
その結果、生体は外敵から守られることになるのです。
つまり、免疫は、攻撃的なものなのです。
ですから、暴走すると、今度は生体を攻撃してくることがあります。
アレルギーも、それが原因の場合が多いものです。
一方、軍隊も同じですよね。
暴走すると、自国民まで傷つけたり、国を不幸にしたりする。
でも、正しく機能すれば、外敵から国や民を守ってくれる。
ですから、免疫はまさに軍隊なのです。
いかがでしょう?
もっとも、憲法9条を絶対視する(文化)マルキストたちにとっては、死ン
デモ受け入れたくない見方でしょうが…。(笑)
特定の見方しかできず、特定のイメージにとらわれていると、物事を冷静に
判断することができなくなります。
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<生命はもともと破壊的で侵略的>
免疫が攻撃的なものであると上で述べましたが、これは何も免疫に限ったこ
とではありません。
実は生命というものは、みな、攻撃的で破壊的で侵略的なものなのです。
生きるためには、何かを分捕らなくてはなりません。
しかも、分捕ったものは、別のもの、すなわち、老廃物になって排出されま
す。
これは、外の世界から見れば、まさに「破壊」でしょう。
いつも思うことですが、生物学には、あまりにも人間的なものが入り込みす
ぎていると思います。
つまり、人間にとって有益か?有害か?ということで、物事を決めてしまう
ようなところがあることです。
そのために、あらゆる生命活動が、元来、破壊的・攻撃的・侵略的なものな
のだという事実に気付かないのです。
これは大いに問題があると思います。
逆に、生命が、元来、破壊的・攻撃的・侵略的なものであることに気が付く
と、退化による役割分担の重要性が認識できるようになると思います。
そう、進化によって張り合っていたって、殺し合いになるだけなのです。
生態系なんて構築できるわけがない。
自分の役割に徹し、他人の領分を侵さないことで、高度なシステム・体系と
いうものは出来上がるのです。
このことを是非、認識して下さい。
もっとも、退化論を理解したければの話ですが…。
(次回に続く)
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<「中間の化石」という大義>
さて、ここで、退化論とは関係ないのですが、進化論とは関係のある話をし
たいと思います。
最近、NHKをはじめとする(隠れ)左翼メディアは、イラク戦争の大義で
ある大量破壊兵器が見つかっていないことをネタに、(さりげなく)ブッシ
ュ・米国を侮蔑したり、(さりげなく)復興支援のための自衛隊派遣に反対
する世論を煽ったりする報道を行ってますね。
なるほど、それなら、進化における「中間の化石」が見つからないことは、
問題ではないのでしょうか?
「中間の化石」が見つからないことには、進化論は確証されたとは到底言い
難いですよね。
ところが、「中間の化石」は、もう何年も探し続けているのに、なかなか見
つかりません。
そう、進化論の「大義」が見つかっていない!
それでも疑わない・批判しないなんて、変じゃないですか?
「大量破壊兵器が見つからないからダメ!」というのなら、進化論について
だって「中間の化石が見つからないからダメ!」とすべきでしょう。
ところが、NHKをはじめとする(隠れ)左翼メディアは、進化論をとこと
んヨイショし続けています。
そう、進化論は、文化マルキシズムの一環にすぎないのです。
もう正体は隠せない!!!!
あっ、ごめんなさい。
ほとんど別のメルマガ(「マルクスとアインシュタイン vol.10」)と同じ
になっちゃった。
でも、上で述べたような贔屓って、メディアが科学を扱う時には、よくある
ことなんですよね。
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発行者:media
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