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隠れオカルティズム vol.10
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こうしたことを覚悟した上で、当メルマガをお読み下さい。
今回は、『ダーウィン進化論について』の第8回目です。
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<宝くじの心理>
例えば、今、あなたが宝くじを10枚買ったとします。
そこで、そのうちの何枚が当たると思いますか?(前後賞は無しとします)
「10枚全部が当たる!」
と思う人は、まずいないでしょう。
ほとんどの方は、
「一枚でも当たればいいな」
と思いますよね。
知的な人ほど、また、良識のある人ほど、そう思うのではないでしょうか?
なぜ、そう思うのか?
それは、宝くじなんて、そうそう当たるものではないからです。
つまり、当たる確率が低いからです。
「そんなことは、宝くじに当たる確率よりも低い!」
なんて言い方があるくらいです。
さて、ここで気付かなければならないのは、同じようなことが、生命の自然
発生の問題にも言えるということです。
生命が自然発生するなんて、そうそうあるもんじゃない。
その確率は、それこそ、宝くじに当たる確率よりも低いだろう。
だから、そこで誕生する生命の数は、せいぜい一体、あるいは、一種類だろ
う。
だから、ダーウィン進化論のような『単一起源説』が正しいのだろう。
そう考えてしまうのではないでしょうか?
こうした心理は、少しも異常ではありません。
また、上で述べたように、知的な人ほど、また、良識のある人ほど、そう思
うものです。
実は、これが、科学者たちを単一起源説(=ダーウィン進化論)に向かわせ
る要因の一つと言えるのです。
これは、裏を返せば、生命が自然発生する確率、あるいは可能性が、絶望的
なまでに低いという現実を示すものであります。
つまり、メディアの世界での評判とは裏腹に、科学者たちは、生命の自然発
生には、かなり悲観的で弱気になっているということなのです。
実際、科学者たちは、生命を自然発生させることに、理論的にすら成功して
いません。
また、生命が自然発生する現場を捕らえることも出来ていません。
そんなわけで、起源は一つ、後は進化で種の数を増やして…、となるわけで
す。
誤解されては困るのですが、私は決して、生命自然発生論が間違いだ(創造
論が正しい)などと言いたいのではありません。
私が言いたいのは、進化の確率は、生命自然発生の確率よりも、そんなに高
いと言えるのか?、ということです。
進化のシナリオはあっても、実際に生物を進化させることに成功したという
話は、聞こえてきません。
生物が進化する瞬間を捕らえられた、なんてニュースも聞こえてきません。
こうしてみると、生物が進化する確率は、生命が自然発生する確率と似たよ
うなものではないでしょうか?
だとすれば、進化を当てにする単一起源説も、大して当てにならないことに
なるわけで…。
もっとも、進化論は、生命自然発生論と同様、それが起こる確率については
何の予言もしていないのですから、このような議論自体、無意味なのかもし
れませんが…。
いずれにせよ、『生命の自然発生』と『進化』を天秤にかけるのは、現時点
では、あまり懸命なこととは言えないでしょう。
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発行者 : media
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