034-01
温室効果説は、全くの似非科学である。そのことは、「水蒸気」の
考え方一つ見ても明らかである。そこで、ここからは、大気中に含
まれるH2Oに関する話をしたいと思う。

034-02
まず「水蒸気」という言葉の定義からして問題がある。なぜなら、
「気体の状態になっているH2O」という意味だけでなく、「空気中
で凝結して細かい水滴となったもの」という意味もあるからだ。

034-03
「水滴」は、気体ではなく液体である。それ故、性質がかなり異な
る。屈折率などは、その好い例である。実は、温室効果が確かにあ
るのは、「水滴」の方なのだ。

034-04
水滴(液体)や氷の粒(固体)は、屈折率が大気のとはかなり異なるの
で、大気との境界部分で電磁波(赤外線)の反射が起こりやすい。そ
れ故、間違いなく、温室効果が生じるのである。

034-05
そして、その具体例が『雲』なのである。雲には極めて強力な温室
効果がある。そして、ここで重要なのは、液体または固体の状態の
H2Oが温室効果を生じさせているということだ。

034-06
つまり、気体の状態のH2Oが温室効果を生じさせるのではないので
ある。しかも、発生のメカニズムは、吸収(→放出委託)ではなく、
反射である。これこそが、真の温室効果なのである。

034-07
「気体の状態のH2Oにも温室効果がある」と誤解する人が多いのに
は、いくつか理由がある。まず、日本では、気温が平年よりも高く
なった日に、湿度が高い場合が多いことが挙げられる。

034-08
この高温は、南から温かく湿った空気が入ってきたことによるもの
であり、空気に含まれる「気体の状態のH2O」の温室効果によるも
のではない。

034-09
人間の呼気(吐く息)は高湿で温かいが、温かいのは人間の体温のせ
いであって、呼気に含まれる「気体の状態のH2O」の温室効果のせ
いではない。それと同じことだ。

034-10
「気体の状態のH2Oにも温室効果がある」と誤解する人が多いもう
一つ理由は、湿度が高いと蒸し暑く感じられることである。だが、
これは、体から出た水分(汗)の気化が鈍るからだ。

034-11
皮膚からは水分が出ており、これが蒸発して、気化熱が奪われてい
る。湿度が高くなると、水分が蒸発しにくくなるため、気化熱が奪
われにくくなり、体に熱がこもって暑くなるのである。

034-12
ちなみに、「気体の状態のH2O」が凝結すると、気化熱に相当する
熱が放出される。これは、たとえばフェーン現象(の高温)の要因と
なるわけだが、もちろん温室効果とは関係がない。

034-13
このように、「気体の状態のH2O」に温室効果があることを実感さ
せてくれる事実は、一つも存在しないのである。「水滴」と一括り
にすることが如何にいただけないことか、わかるだろう。

034-14
このように、「大気中に含まれるH2Oが、気体の状態なのか、それ
とも液体(水滴)や固体(氷の粒)の状態なのか」ということは、とて
も重要な違いなのだ。それを無視するは疑似科学である。

034-15
そして、この点から見ても、地球温暖化説は疑似科学なのである。
なぜなら、水蒸気の量(水の蒸発量)のことしか考えておらず、大気
中のH2Oの状態のことは(十分には)考えていないからである。

034-16
だからこそ、信者たちは、雲を正確に再現できないシミュレーショ
ンでも満足していられる(そんなもので未来予測までする!)のであ
る。状態(相)が違えば温室効果(の有無)が全然違うというのに。

034-17
前にも説明したように、「水滴」や「氷の粒」の集まりである雲に
は(「気体の状態のH2O」とは異なり)強力な温室効果があるのだ。
実は「雲」こそが、気候変動の真の原因となるものなのである。

034-18
陸と雲のうち、雲の影響を受けやすいのは陸である。海には水があ
り、水には温度の変動を抑えようとする働きがある。対して、陸で
は放射冷却が起こりやすく、雲は放射冷却を妨げようとする。

034-19
つまり、陸(特に大陸内陸部)での寒気の発生を大きく左右するので
ある。実は、この『雲の変動(増減)によって大きく変動する大陸産
寒気』の変動が、地球規模の気候変動の真犯人なのである。

034-20
大陸内陸部で雲が減ると、放射冷却が強まり、寒気が発生しやすく
なる。こうして発生する寒気は、極地で発生する寒気とは、かなり
異なる特徴を有する。

034-21
まず、発生場所が高緯度ではないために、地表が雪氷に被われてい
ない場合が多いので、昼間は発生が途切れる場合が多いという特徴
がある。

034-22
また、この寒気は、偏西風等によって、海等の寒気の発生しにくい
エリアに移動させられるため、移動した先で大きな温度差を生じさ
せることになる。

034-23
それ故、上昇気流を発生させる。つまり、嵐(の原因となる低気圧
や前線など)を発生させる能力があるである。このような能力は、
極地で発生する寒気には無い。

034-24
海洋上に移動させられた寒気は、その他、その季節に一般的な気圧
配置を乱すこともする。さらに、貿易風を強化して、暖流や低緯度
からの風を強化し(高温をもたらし)たりもする。

034-25
さらに、陸で発生する寒気には、低緯度海域から温かい空気を呼び
寄せる能力もある。もちろん、寒気であるから、真上に来ると低温
をもたらす。つまり、気温を乱高下させる能力があるのだ。

034-26
加えて、陸で発生する寒気には、気流を乱す能力もある。偏西風の
蛇行は、その一例である。このように、陸で発生する寒気には、極
地で発生する寒気には無い能力がいくつもあるのである。

034-27
従って、陸で発生する寒気は、極地で発生する寒気と区別できるよ
うに表示される必要がある。ところが、気象庁の寒気表示は、両者
が繋がって区別できないような表示になっているのだ。

034-28
それは、“(氷点下)○度の線”と“それより高緯度のエリアの塗り
つぶし”という表示方法である。これでは、陸で発生した寒気も、
極地で発生したように見えてしまう。

034-29
これでは、陸で発生する寒気の働きなど、理解できるはずがない。
そもそも、陸で寒気が発生していることさえ、理解できない。寒気
は全て極地で発生しているように見えてしまう。

034-30
それに、気象庁の寒気表示は、寒気の定義に反するものでもある。
寒気とは、「何度以下」というような絶対的な基準によってではな
く、周囲との相対性で決まるものであるはずだ。

034-31
つまり、低気圧などと同じなのである。気象庁というお役所は、ダ
ブル・スタンダードがお好きなのだ。何しろ、それは、寒気の勢力
(存在範囲)を実際よりも小さく見せるのに役立つのだから。

034-32
低緯度は高緯度より高温のはず。従って、寒気の基準となる温度も
高いはず。それ故、高緯度と同じ基準で寒気を表示してしまうと、
寒気なのに寒気とは表示されない部分が生じてしまう。

034-33
よって、その分だけ、寒気の存在範囲が実際よりも小さく表示され
てしまう。気象庁は、この表示方法により、(陸で発生する)寒気の
勢力(→気象現象への関与・働き)を見えなくしているのである。

034-34
気象庁がやっているような寒気の表示方法は、二つの迷妄を生み出
している。一つは北極振動、そして、もう一つはAMP(極地移動性高
気圧)に対する誤解釈である。

034-35
陸で発生する寒気は、低緯度ほど発生が途切れやすい。それ故、寒
気団は、極地を中心としながらも、陸で発生した寒気の部分が腫れ
物のように低緯度の方に突き出た歪な姿(形)になる。

034-36
そして、この“腫れ物”の部分は、偏西風等によって移動させられ
る。このため、寒気団は、極地に居座り蠢いているアメーバのよう
になる。つまり、振動を起こしているように見えてしまうのだ。

034-37
これが「北極振動」幻想の正体である。そして、“腫れ物”の部分
が「異常気象」を引き起こすので、「北極振動」が「異常気象」の
原因ということにされてしまうのである。

034-38
さらに、“腫れ物”の部分は、低緯度からの温風を吹かせたり、暖
流を強化したりして、高温をもたらす。それ故、「北極振動(→異
常気象)」は「地球温暖化」のせいにされてしまうのだ。

034-39
ちなみに、“腫れ物”の部分がもたらす高温は、極地をも温暖化さ
せるので、極地で発生する寒気の勢力を弱める。それ故、寒気団の
“腫れ物”でない部分が、さらに(高緯度へ)凹むことになる。

034-40
つまり、より歪な形になるのである。見た目のみで判断したがる者
たちの眼には、そうした歪みや蠢きが、地球温暖化による高温のせ
いに見えるらしい。以上が、「北極振動」幻想の実態である。

034-41
気象庁がやっているような寒気の表示方法が生み出すもう一つの迷
妄は、AMPに対する誤解釈である。AMPの実体は寒気(団)だが、それ
が極地で発生したものであると誤解させてしまうのだ。

034-42
なぜなら、そのような表示方法では、“腫れ物”の部分が、まるで
極地の寒気団が部分的に低緯度へ張り出していった結果生じたもの
であるかのように見えてしまうからだ。

034-43
また、“腫れ物”の部分は、大気の大循環により低緯度方向へ(も)
移動させられるので、極地の寒気団から分離していくように見えて
しまう。これが、さらなる誤解を生むのだ。

034-44
その誤解とは、AMPのことを「極地から中・低緯度に寒気が放り込
まれたものだ」としてしまう誤解である。このような誤解をしてい
ては、AMP理論の学術的価値を喪失させてしまう。

034-45
ちなみに、米国のマスコミは、よく、大雪等の原因として「北極寒
気団が南下してくるから」という説明をするが、本当は、陸での寒
気の発生が活発化して寒気団が成長するからなのである。

034-46
事実、冬の北極寒気団の南下は、海洋部だけで起こることはない。
(陸だけで起こることはある。)海洋部での急な南下は、陸で発生し
た寒気が偏西風等により流されてくることにより起きたものだ。

034-47
このように、気象庁がやっているような寒気の表示方法ではさっぱ
り見えてこないが、実際には、『陸で発生する寒気』は、気象や気
候を大きく左右する、とても重要な因子なのである。

034-48
ところが、気象庁は、『陸で発生する寒気』の働きを必死になって
隠そうとしている。この冬の強い寒波や大雪の原因として示された
「偏西風の蛇行」も、実は、そのためのトリックだったのだ。

034-49
気象庁が振り回した「偏西風の蛇行」は、どう見ても、常識的な意
味での偏西風に、冬の季節風(を吹かせる高気圧や低気圧により生
じる気流)を重ね合わせて(繰り込んで)造り出したものだ。

034-50
つまり、強い(西高東低の)冬型の気圧配置の影響を、全く非常識な
形で表現しただけの代物なのである。IT技術を悪用すれば、これは
それほど難しいことではない。

034-51
偏西風という言葉は、多義的な用語である。特に天気予報屋たちの
間での定義は、かなり業界用語的で、『雲を動かす西寄りの風』ぐ
らいの意味である。それを利用したわけだ。

034-52
雪雲は、高度が低く、大陸からの寒気の流入により発生・発達する
ので、その動きは、冬の季節風(→気象庁が造り出した蛇行偏西風)
の流れと(ほぼ)一致することになる。

034-53
つまり、視覚に訴えるものになっているのである。そのために、多
くの人たちが騙されてしまうのである。このようなトリックを用い
るのは、陸での寒気の発生とその働きを隠蔽するためである。

034-54
なぜなら、西高東低の冬型の気圧配置とは、大陸側で寒気が連続的
に発生する(→海側との間に温度差ができる)ようになることにより
生じるものだからである。

034-55
ちなみに、この冬、冬型の気圧配置が強まったのは、大陸側と海側
との温度差が大きかったからである。ラニーニャがその一因である
ことは事実だが、見落としてはならないことがもう一つあるのだ。

034-56
それは、大陸側での温室効果が全く強まっていない(むしろ弱まっ
ているとさえ言える)ということである。だからこそ、(ラニーニャ
の影響があるはずなのにもかかわらず)寒気が発生し得たのだ。

034-57
ラニーニャは、太平洋の西側の海水温を上げるのだから、東アジア
には高温をもたらす。その影響は、大陸にも及ぶ。なのに、温度差
を生む寒気が発生し得たということに注目して欲しいのである。

034-58
これは、(少なくとも大陸側で)放射冷却が弱まっていない証拠であ
る。つまり、(地球を温暖化させ得るほど)大気の温室効果は高まっ
ていない証拠となることなのだ。

034-59
しかも、2010年度の夏は、「観測史上最高」の猛暑だったはずだ。
従って、その影響を帳消しにできるだけの強い寒気が発生し得るほ
どに、温室効果は低くなっていたことになるはずなのだ。

034-60
要するに、破廉恥な権力の犬である気象庁は、こうした『温室効果
の低下』のことや『陸で発生する寒気の働き』のことを隠蔽するた
めに、空虚な「偏西風の蛇行」論を創作してみせたのである。

034-61
それはともかく、陸(特に大陸内陸部)での放射冷却を強めた(温室
効果を弱めた)原因をハッキリさせておかなければならない。その
直接の原因は、陸(の上空)の雲の減少である。

034-62
そして、以前も説明したように、陸の雲の減少の原因となるのが、
太陽活動の低下なのである。つまり、太陽活動の低下が、『気温の
乱高下』等に代表される『気候の不安定』の原因なのである。

034-63
太陽活動が低下すると、陸で発生する寒気の勢力が増し、大気の温
度分布が複雑化して、気候が不安定になる。そして、そうした状況
が長く続くと、地球は(長期的には)寒冷化していくことになる。

034-64
もっとも、「実は寒冷化していた」とわかるのは、かなり後になっ
てからのことである。何しろ、気候不安定期には、極端な高温現象
(たとえば猛暑や暖冬など)もまた起きやすいのだから。

034-65
そうした極端な高温現象が起きている時には、実は、海(水)がそれ
まで蓄えていた熱エネルギーが放出させられているのである。なら
ば、長期的には寒冷化していくことになって当然であろう。

034-66
さて、以上のことが理解できれば、温暖化の真の原因についてもわ
かるはずである。それは、『太陽活動の活発化』による『気候の安
定』である。

034-67
太陽活動が活発になると、陸の雲が増えて、温室効果が高まり、放
射冷却が弱まるため、陸で発生する寒気の勢力が弱まり、大気の温
度分布が単純化して、気候が安定するようになる。

034-68
そして、気候安定期が続くと、長期的には温暖化していくことにな
るのである。このように、太陽活動(宇宙線飛来量)の変動が、陸の
雲を増減させ、気候の傾向を変えてしまうのである。

034-69
ところが、何とも嘆かわしいことに、このメカニズムを理解してい
ない人が、あまりに多いのである。それも、「太陽活動(宇宙線飛
来量)の変動が気候変動の原因である」と信じている人たちに。

034-70
たとえば、彼らは「太陽活動が低下(宇宙線飛来量が増加)すると、
雲が増えて太陽光が遮られるので、寒冷化する」などという説明を
する。これは明らかに間違った説明である。

034-71
宇宙線には、「気体の状態のH2O」を凝結(雲化)しやすくする能力
はあるが、雲を増やす能力は無い。それ故、沿岸部では雲は増える
が、その分、内陸部では逆に雲は減るのである。

034-72
ちなみに、寒冷期の絵画には、雲の多い作品が多いそうである。だ
が、そうなるのは、画家などの芸術家が集まってくる都市には、海
に比較的近い都市が多いからであろう。

034-73
それにしても許し難いのは、マスメディア(特に活字メディア)が、
地球温暖化説に対する異説として、そうした間違った太陽活動影響
説を持ち上げていることである。

034-74
これは、わざと駄作を持ち上げて異説のイメージを悪くする(低下
させる)ことにより、地球温暖化説を擁護しようとする、悪意に満
ちたネガティブ・キャンペーンの一種と言わざるを得ない。

034-75
それはともかく、マスメディアが白々しく持ち上げている『間違っ
た太陽活動影響説』には、興味深い特徴が二つある。一つは、雲の
温室効果のことを無視もしくは軽視していることである。

034-76
つまり、雲に関して、温室効果よりも、太陽光を遮る働きの方に、
話の重点が置かれてしまっているのである。これでは、寒冷化に付
き物の『気候の不安定』等の現象が説明できない。

034-77
興味深い特徴のもう一つは、陸の働きのことを完全無視しているこ
とである。陸は優れた放熱器であり、それ故、優れた寒気製造器と
なり得る。その働きを完全無視しているわけである。

034-78
だからこそ、雲の温室効果のことについても、無視または軽視する
ことができてしまうのであろう。なぜなら、雲の温室効果は、陸の
放熱器(寒気製造器)としての働きを大きく左右するからである。

034-79
ちなみに、『陸で発生する寒気』により発生・発達する雲には、高
度の低い雲が多い。実際、『太陽活動低下期には、高度の低い雲が
増える』ということが、観測事実から知られている。

034-80
このように、太陽活動(宇宙線)影響説は、陸(で発生する寒気や、
それを左右する雲の温室効果)の働きのことを考慮しないと、その
学術的価値が大きく下がってしまうのである。

034-81
ちなみに、海(水)は、温度変化を抑えようとする働きが強いので、
『気候の不安定』の根元的な原因とはなり得ない。太陽活動影響論
者たちは、陸の働きの重要性に早く気付くべきである。

034-82
気候変動には、確かに温室効果がかかわっている。ただし、それは
CO2のではなく、雲のである。しかも、気候変動にかかわっている
温室効果は、高まっているどころか、逆に低くなっているのだ。

034-83
もちろん、雲の温室効果は、全てエリアで一様に低くなっているの
ではない(内陸部だけ)。「一様」から「不安定」が生じるわけがな
い。なのに、地球温暖化説は、「一様」(な高まり)を説いている。

034-84
このように、地球温暖化説は、一見正しいように見えるが、実は肝
心なところが完全にズレているニセ科学なのだ。だから、全くの作
り話の場合とは違って、多くの人が騙されてしまうのである。

034-85
現代は、太陽活動低下の影響で、陸の雲が少なくなっている時代な
のである。だからこそ、(大陸内陸部で)干ばつの被害が出たり、夏
に氷河や永久凍土が融けたりしているのである。

034-86
雲には、水をもたらしたり、太陽光を遮ったりする能力がある。そ
うした能力が低下しているから、乾燥したり、夏の昼間の地表温度
が高くなったりしているのである。

034-87
一方、雲には、極めて強力な温室効果もある。それが弱まり、放射
冷却が起きやすくなっているために、「異常気象」の原因となる寒
気が発生しやすくなっているのである。

034-88
このように、気候変動の真の原因は、陸の雲の変動なのである。そ
して、陸の雲を左右するのが、大気中のH2Oの相の状態に影響を及
ぼす宇宙線なのである。

034-89
こうしたことを認めないから、太陽活動(宇宙線)影響説は、いつま
で経っても異端論でしかないのである。信者たちは、自分で自分の
信仰対象を卑しめてしまっている。

034-90
逆に言うと、ここで述べたことを認め(受け入れ)さえすれば、太陽
活動(宇宙線)影響説は、今問題となっている現象を全てトリック無
しに合理的に説明できる唯一の理論となるのである。
123456789012345678901234567890

034-91
ならば、ここで述べたことを受け入れるべきだろう。科学のために
も、社会のためにも。そして、もちろん、自然破壊や資源浪費をや
めさせるためにも。

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