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ロシア(冷戦時代はソ連)や中国などでは、人工的に雨を降らせるための『雲の種まき』が、しばしば行われてきた。興味深いのは、その目的である。

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というのは、地上を潤わす(水の恵みを地上にもたらす)ことよりも、祭典の場などで雨が降らないようにすることの方が、その主な目的となっていたからである。

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つまり、湿った空気が“雨を降らせたくない場所”に到達する前に、それに含まれるH2Oを雨雲に成長させ雨にして落としてしまうことで乾いた空気にし、雨が降らないようにしたわけである。

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このように、人工降雨のための『雲の種まき』は、湿った空気の下流となる地域にとっては、雲を消してしまう気象コントロールになるのである。ここが重要ポイントだ。

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というのは、自然現象の中には、『雲の種まき』となる現象があるからである。それが、ここでの主要テーマとなる『宇宙線(の飛来)』というわけなのである。

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つまり、地球に飛来する宇宙線には、大気中に含まれているH2Oが雲に成長するのを促進する働きがあるのである。それ故、これが増えると、大陸の内陸部で雲が少なくなるのである。

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さて、地球に飛来する宇宙線を減じる働きをするのが、太陽磁場である。地球を宇宙線からガードしてくれるのだ。その太陽磁場だが、太陽活動が低下すると、弱まってしまうのである。

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すると、地球に飛来する宇宙線が増え、海からの湿った空気中に含まれるH2Oが雲に成長し雨になって落ちてしまいやすくなり、内陸部で雲が少なくなるわけである。

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以上のようなわけで、太陽活動が低下すると、「地球温暖化の影響」と誤解されるような異常気象や気候異変が起きるのである。そして、やがては、地球寒冷化も…だ。

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陸で発生する寒気は、まず、低温をもたらす。また、嵐や擬似温暖化といった現象を引き起こす。これらは、海水が有していた熱エネルギーを放出させる現象である。

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それ故、海水は熱エネルギーを失う。そうなれば、地球は寒冷化する。ただし、海水は比熱が大きく、熱エネルギーを放出しきるのには時間がかかるので、地球はすぐには寒冷化しない。

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つまり、寒冷化は、太陽活動低下よりも、何年も遅れて始まるのである。そして、その間、擬似温暖化という寒冷化とは全く逆の現象や、異常気象、予測不可能化、気候の不安定化などが起きるのだ。

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と言われると、お気付きになった方もいらっしゃるだろう。これは、まさしく、「ここ数年」の傾向である。実は、2000年以降、太陽黒点数が著しく少なくなっているのだ。

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これは、太陽活動が低下している証拠である。こうしてみると、「ここ数年」の傾向は、温暖化どころか、全く逆の、寒冷化の初期症状であることが分かるだろう。

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太陽活動は、1970年頃から活発化傾向となり、80年代にピークに達した。それ故、90年代には低下傾向となったが、それでも2000年以降と比べると、まだまだ活発と言える状態にあった。

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よって、前世紀末の温暖化傾向は、起きて当然の自然現象であった。そして、この自然現象により、海(水)は、熱エネルギーをたっぷりと溜め込んでいった。

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そんなところに、2000年以降、太陽活動が著しく低下した時期がやってきたのである。「観測史上過去最高」の擬似温暖化や「異常気象」が起きるのは、ちっとも不思議なことではない。

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実は、長期的傾向としては、自然現象による温暖化は、小氷河期が終わった19世紀中頃から(前世紀末まで)続いていたのである。熱エネルギーの海水への蓄積は、それだけ長期間に及んだのだ。

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その結果、海水に蓄えられた熱エネルギーの累積総和は、膨大なものとなった。それが今(2000年以降)、太陽活動低下により、盛んに放出されているのである。

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これが、IPCCの予想を桁外れに上回る温度上昇をもたらしているのである。人為的CO2温室効果は、全く関係ないのだ。だからこそ、予想値とは桁外れの『狂い』が生じてしまっているのである。

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さて、擬似温暖化は太陽活動低下により起こるのであるから、太陽活動が(再び)活発になれば、擬似温暖化は止まることになる。つまり、少なくとも今よりは寒冷化することになるのである。

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しかも、擬似温暖化が起きていた間、海水は熱エネルギーを放出し(∴失い)続けていたのであるから、本格的な太陽活動低下が始まる直前の前世紀末よりも寒冷化することになるである。

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もっとも、太陽活動が早いうちに活発化してくれるのなら、寒冷化は弱く短いもので済む。太陽活動が不活発な時期が長引けば長引くほど、寒冷化は強く長いものになる。

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そして、最悪なのが、太陽活動が不活発な時期が長期化して、太陽活動が活発化する前に寒冷化が始まってしまうケースである。この場合の寒冷化は、非常に強く長いものになる。

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なぜなら、海水が熱エネルギーを放出しきってしまっているからである。例を挙げるならば、19世紀中頃まで続いた小氷河期が、まさしく、このケースの寒冷化だったのだ。

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小氷河期は、長く厳しい寒冷期だった。中・高緯度の国々では、食糧が不足したり、疫病が流行ったりした。欧州は特に酷かったようで、それ故に、欧州が植民地主義に走る動機の一つとなった。

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日本も小氷河期の影響を受けた。だが、その始まりは、欧州等よりも一世紀(寒さが特に厳しかった第二期に関しては数十年)ほど遅れた。原因は、もちろん、擬似温暖化の影響である。

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日本は、擬似温暖化(寒気による温風や暖流の強化)の恩恵(影響)を非常に強く受ける国なのである。暗黒時代という寒冷期でも、始まりが遅く(∴期間が短く)、弱い寒冷化で済んだのであった。

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日本という島国は、太平洋(温風と暖流)とインド洋(温風のみ)という二つの巨大な海洋から熱供給を受けるエリアに属している。そのために、極めて強力な擬似温暖化が起こるのである。

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もっとも、擬似温暖化は、日本だけで起きる現象ではない。少なくとも、暖流に晒されている中緯度地域では、確実に起きる。したがって、(日本ほどではないが)欧州等でも起きるのだ。

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要するに、ここで理解しなければならないのは、『寒冷化の原因となる太陽活動低下が起きると、その初期段階で、擬似温暖化(という紛らわしい現象)が起きる』ということなのである。

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つまり、擬似温暖化は、寒冷化の初期症状なのだ。マスコミが騒ぎ立てる「ここ数年の温暖化」も、実は、この初期症状なのだ。したがって、この後に来るのは、間違いなく、寒冷化なのである。

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さて、そうなると、『太陽活動が不活発な期間は、いつまで続くのか?』ということが重要になってくる。既に説明したように、その期間が長くなるほど、寒冷期は長く厳しいものになるからだ。

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そこで知っておかねばならないのが、太陽周期である。これには、よく知られているものとして、11年周期、87年周期(グライスベルグ周期)、210年周期(デヴリース=スース周期)…などがある。

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当初、2000年以降の太陽活動不活発傾向は、11年周期の影響だと見られていたようだ。だが、その傾向が未だに続いている現在になってみると、それだけでは説明がつかないと言わざるを得ない。

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そこで関与の可能性が極めて高くなってきたのが、87年周期や210年周期である。これらの影響の場合、太陽活動不活発期間は最低でも三十余年以上は続くことになる。

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そして、それを後追いする形で訪れる寒冷期も、ほぼ同じ長さの期間続くことになる。しかも、これは、弱い寒冷化では済まない長さである。未来がどうなるかは明白であろう。

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もっとも、話がそれだけなら、単なる予測のためのネタにすぎない。87年周期や210年周期が重要なのは、それらによって過去の気候変動が説明できるからだ。

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たとえば、20世紀は全体的には温暖化傾向だったが、1940〜75年頃は逆の寒冷化傾向だった。その期間の長さは、87年(周期)の半分に近い。(注:太陽周期は、±二十数%ほど変動し得る。)

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また、最近の研究によれば、地球の気候が約1470年周期で変動してきた形跡があるという。1470は、因数分解すると210と87に近くなるので、これら二つの周期の組み合わせと考えられる。

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過去の気候変動のうち、太陽活動(宇宙線)変動により説明できない時期があるとすれば、それは2000年以降だろう。しかも、その時期でさえ、擬似温暖化により説明できるのである。

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つまり、人為的CO2温室効果は関係なかったのだ。温室効果説の嘘については、いずれ改めて詳説する。ここでは、まず、寒冷化の進み方について、正しく理解していただきたい。

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寒冷化は、地球が一様かつ徐々に冷えていく形で進行するのではない。また、極地の寒気が成長し、中・低緯度にまで張り出してくる形で進行するのでもない。

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寒冷化は、大陸の内陸部における雲の減少から始まる。しかも、そこで異常発生するようになる寒気により、冷やされるというよりは、エネルギーを放出させられるという形で進行するのだ。

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だから、その初期段階では、嵐などの異常気象や、気候の不安定化や、擬似温暖化といったことが頻繁に起きるのである。これらの現象により、地球はエネルギーを失い、寒冷化していくのだ。

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気候の不安定化は、特に興味深い。たとえば、「過去最高」気温が観測されたかと思えば、「過去最も早い」初雪が観測されたりというふうに、正反対のことが起き、季節が混乱したりする。

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ある考古学者が用いた表現を勝手に拝借(流用)させていただくならば、これは、まさしく、「つねに前後に揺れている気候のシーソー」である。

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“気候のシーソー”は、太陽活動が低下し宇宙線が増えると起きて当然の自然現象なのだ。ただ、人類がそのことを未だに知らないために、「異変」パニックを起しているだけのことなのである。

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ところで、「宇宙線が増えると、雲が増え、太陽光が遮られるので、寒冷化する」とする説があるようだが、これは不十分な説である。なぜなら、雲には放射冷却を妨げる効果もあるからだ。

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それに、この説では、嵐などの異常気象や、気候の不安定化や、擬似温暖化が説明できない。しかも、擬似温暖化以外は、実は、初期段階だけでなく、寒冷期の真っ最中にも起きる現象なのである。

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また、“雲の多さ”と“寒冷化”は、単純に“因”と“果”に分類出来る関係にあるのではない。たとえば、陸で発生した塊状の寒気は、雲を発生・発達させる。そこでは因果関係が逆になっている。

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宇宙線が増えても、(雲の素になる)大気中に含まれる水蒸気の量が増えるわけではない。宇宙線は、水蒸気が雲に成長しやすくするのである。それ故、雲が増えるのは、水源に近い所なのだ。

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(海に比較的近い)三角州平野などは、まさしく、そういう所だ。そして、(どういう形であれ)雲や気温等の記録を残すような文化的レベルの高い都市は、そういう所に発達している場合が多い。

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そのために、寒冷期に雲が多かったことを示す証拠が多く残っているのだと考えられる。それ故、これは、(その分)内陸部で雲が少なかったと証拠と考えることが出来るのである。

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このことを解明するために関心を持っていただきたいのが、海風と陸風である。まずは、海風について。これは、海の方から吹いてくるため、(雲の素となる)水蒸気を多く含んでいる。

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それ故、高い山などを上ると雲が成長するわけだが、これに宇宙線が多く降り注ぐようになれば、そんなに高く上らなくても雲が成長しやすくなることになる。

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それ故、比較的海に近い(すなわち、内陸部ではない)地域では、雲が増えることになる。小氷河期の絵画に雲が多く描かれているのも、そのせいであると考えられる。

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ちなみに、海風は昼間に吹きやすい。昼間に雲が増えると、太陽光が遮られ、気温が上がらなくなる。つまり、これは、寒冷化を促進する一因にもなり得るのだ。

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次に、陸風(への宇宙線の影響)について。陸風が吹く時は、海の方で上昇気流(内陸の方では下降気流)が生じている。それ故、雲は、海の方で発生し、上空経由で陸の方へやって来る。

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だが、降り注ぐ宇宙線の量が増えると、雲は(上昇気流が生じている海で)分厚い雨雲にまで成長しやすくなるため、海や沿岸部で雨となって落ちてしまいやすくなる。

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このように、海風も、陸風が吹く時の上空の風も、内陸部に到達する頃には、乾いた空気の風となってしまうのである。それ故、内陸部では雲が減少することになる。

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すると、夜間に放射冷却が起こりやすくなり、寒気(の塊)が発生しやすくなるわけである。ちなみに、陸風は夜間に吹く場合が多い。要するに、宇宙線には、寒気の発生を助長する働きがあるのだ。

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このように、寒冷化は、直接的には、大陸の内陸部で異常発生する寒気(の塊)によってもたらされるのである。だからこそ、寒冷期の真っ最中でも、嵐などの異常気象や気候の不安定化が起きるのだ。

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そして、大陸の内陸部での寒気の異常発生の直接の原因となるのが、雲の減少なのであり、それは(太陽活動低下などにより飛来量が増加した)宇宙線による『雲の種まき』効果により起きるのだ。

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だからこそ、たとえば中国などで『内陸部での乾燥、沿岸部での大雨』といった気候の極端化が起きるのである。これは、雲の分布の偏りが酷くなるために起きることなのだ。

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陸は優れた天然の冷却用放熱器であり、そこで異常発生した寒気(の塊)が寒冷化をもたらすのである。そのことが理解できないのは、メルカトル図法(の世界地図)のせいである。

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メルカトル図法では、極地が著しく拡大される。そのために、極地の寒気の働きが著しく誇張され、その分、陸で発生する寒気の働きが著しく矮小化されてしまうのである。

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極地は、本当は意外と面積が小さいのだ。そんな狭いエリアの寒気が地球規模の寒冷化をもたすことなど出来るわけがない。それをもたらすのは、やはり、陸で発生する寒気なのである。

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ついでに言うと、(メルカトル図法ほどではないが)他の図法でも、極地が誇張されている場合が多い。CGでも、それは同じだ。平面で地球を正確に表すことは出来ないことを忘れてはならない。

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さて、ここで、宇宙線の増加が寒冷化をもたらす『もう一つのメカニズム』を御紹介しておこう。それは、宇宙線の増加により高空の雲が減るために寒冷化するというものだ。

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高空の雲は、氷が主体であるため、地表からの輻射(特に赤外線)を反射し、(輻射による)放熱を妨げる。それ故、これが減ると、寒冷化するわけである。

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一方、宇宙線が増加すると、水蒸気は低い高度で雲になってしまう。雲を成すH2Oは、もはや気体ではないので、重く、それ以上は上昇しない。それ故、低空の雲が増えることになる。

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すると、その分、高空の雲が減り、寒冷化するわけである。ちなみに、(増えた)低空の雲は、昼間、太陽光を遮り、地表が温まるのを阻害する。

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もっとも、このメカニズムだけでは、嵐などの異常気象や、気候の不安定化や、擬似温暖化などは、うまく説明できない。とはいえ、気候変動のメカニズムとしては、とても重要なものである。

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こうしたメカニズムは、他にもある。たとえば、オゾンが太陽活動変動の影響を増幅するというものである。オゾンは、太陽からの紫外線に左右され、また、成層圏を加熱するものだからだ。

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再び、宇宙線と雲の話。なんと、銀河系の腕にはかなりの宇宙線が含まれており、これを約1.35億年周期で通過するたびに寒冷化が起きる…という研究結果があるのだ。

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ちなみに、この研究の対象になった時代(期間)には、CO2濃度が現在の十倍もあった氷河期が存在する。やはり、気候変動の主因となるのは、CO2ではなく、宇宙線なのだ。

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銀河系の腕通過による1.35億年周期よりも短い宇宙線変動周期は、大抵、太陽活動変動周期によるものである。つまり、今日問題になっている気候変動は、太陽活動変動によるものなのである。

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したがって、CO2をいくら減らしても気候変動は防げないのだ。むしろ、それを意図してやった風力発電により、地球の天然エアコンが破壊されてしまうことの方が、よっぽど大問題なのである。

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さて、太陽活動変動などによる宇宙線変動がもたらす気候変動の中で、日本人が是非とも知っておかなければならないのは、やはり、何と言っても、擬似温暖化である。

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何度も言うように、擬似温暖化は、寒冷化が始めると起きる現象である。そして、日本は、擬似温暖化が世界で最も強く起きる国(の一つ)なのである。だから、地球温暖化説に騙されやすいのだ。

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寒気は、日本の真上に来ると、低温をもたらす。これは誰でも知っている。一方、真上以外に位置すると、(日本には)高温をもたらす。これが擬似温暖化なのだが、こちらはほとんど知られていない。

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つまり、寒気が低温をもたらすのは日本の真上に来た時だけで、それ以外では高温をもたらすのだ。となれば、(時間的平均をとった)平均気温が高くなるのは、当然のことだろう。

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日本は島国ゆえ、海の影響を受けやすい。特に日本より低緯度のエリアは、(東方や西方までもが)かなりの部分、海である。つまり、それだけ擬似温暖化の熱源が豊富に存在するのである。

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特に東の太平洋は世界最大である。その長い長い赤道(付近)という道のりを熱帯の強い日差しに晒されながら進んできた暖流が辿り着く海域が、擬似温暖化(の温風)の熱源(の一つ)となるのである。

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さらに、この暖流は、擬似温暖化の際、強化され、海水温を上昇させる。そして、この暖流の延長(黒潮等)は、(日本にとって)温水暖房となっているのである。

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一方、日本に擬似温暖化をもたらす寒気の塊は、ユーラシア大陸で発生する。これは世界最大の大陸である。これだけ条件が揃えば、世界で最も強く擬似温暖化が起きるのは当然のことであろう。

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困ったことに、多くの日本人は、こうした事実をほとんど全くと言っていいほど知らない。だから、環境利権屋たちに騙され、脅され、搾取されてしまうのである。

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擬似温暖化で重要なのは、風と(その原因となる)寒気の働きである。ところが、何とも呆れたことに、今日の気候変動に関する議論では、これらの働きが完全に無視されているのだ。

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また、風の働きが無視されているからこそ、自然から搾取して自然を破壊してしまう風力発電が「環境にやさしいエネルギー」ということになってしまうのである。

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気温を最も直接的に、しかも大きく上昇させるのは、南(低緯度)からの風である。(日本の場合)暖流を勢いづける風のことも忘れてはならない。「ここ数年の温暖化」は、これらが原因なのだ。

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だから、気候ペテン師たちは、風の話をしたがらないのである。人為的CO2は気候変動の原因ではない。風力発電施設の建設・存続は、単に無用な気候異変を招くだけの愚行である。

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一方、(塊状の)寒気は、来る前も、通り過ぎていった後も、高温をもたらす。低温は真上に来た時だけ。だから、近年は、気温が乱高下し、なおかつ、平均気温が高くなる気候になっているのである。

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こうした気候は、太陽活動が低下した場合の気候なのだ。そして、それは、気候シミュレータでは再現できない気候なのである。次に、この極めて重大な問題について説明(告発)したいと思う。

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