001-01
環境(異常気象、気候変動)問題は、現実世界の問題である。従って、映画やアニメなどに登場する理想的キャラ(正義のヒーローやメシア等)を期待するのは誤りだ。機械や技術の類も同様である。

001-02
良い面があれば必ず悪い面もあるのが現実というもの。人が作った物にすぎない風車(人間活動の一つにすぎない風力発電)も、例外ではない。なのに、良い面ばかりが論じられる、この不自然!

001-03
ある面ばかりを喧伝するのは、知られたくない別の面がある証拠。汚点を掻き消す、宣伝・工作の世界では、毎度お馴染みの手法。つまり、風力発電にはCO2を遥かに凌ぐ害があるということだ。

001-04
「環境にやさしいエネルギー」とは、物事の一面しか見ていない者の見解。本当は、自然に最も直接的に負担をかける人間活動なのだ。自然からの搾取・略奪にすぎない環境破壊行為なのである。

001-05
確かに排気ガス(特にCO2)は出さない。だが、その一方で、自然(気象)のメカニズムの働きを妨げるものでもあるのだ。そのために、CO2以上に異常気象(気候変動)の要因となるのである。

001-06
自然には、気象や気候を(生物が生存可能な状態に)安定化させる機能が備わっている。その一つが、風なのだ。そして、その働きを妨害するのが、他でもない、風力発電なのである。

001-07
風力は、気象(や気候)を正常な状態に維持するために、自然にとって必要なエネルギーなのだ。それを人間が勝手に利用したりするから異常気象を招くのだ。次回から、その仕組みを説明する。

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