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 N┃→       仮想力線電磁気学
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●反エコ(環境)ファッショ特集 号外

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前回同様、他のメルマガ(サマータイム制導入に反対する)の流用
記事での代用です。
体調が戻るまで、どうか御了承願います。


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-.お詫び
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 3月に配信再開できるようなことを言っておきながら、10月まで
 ずれ込んでしまったこと、深くお詫び申し上げます。
 症状が何度もぶり返しまして、やっぱり歳ですね。
 一年以上のご無沙汰となってしまいましたが、今後もよろしくお
 願い申し上げます。


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-.改めて福島第一原発事故の本当の原因
  を考える <20>
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 今回も前半では、前回の続きとして、『改めて福島第一原発事故
 の本当の原因を考える』ことをテーマにしたいと思います。
 まずは、毎回示している重要点を復習しておきたいと思います。

 まずは、事故が起きた本当の原因として、以下の三つですね。

 (1)自然災害の想定が低すぎた。

 (2)想定越えという事態を考えていなかった。故に、想定越
    えという事態に対する備えが全く不十分であった。

 (3)事故が起きた時のことを考えていなかった。故に、事故
    への対処がなっていなかった。

 それから、(1)の原因となった「日本の地(震)学」のお粗末
 ぶりを示す証拠として、以下の三つです。

 (A)「日本の地(震)学」者たちは、実は、地下のひずみの
    たまりを把握していない。

 (B)「日本の地(震)学」者たちは、実は、連動のメカニズ
    ムを解明できていない。

 (C)「日本の地(震)学」者たちは、実は、アウターライズ
    地震のメカニズムも解明できていない。

 以上のことを思い出していただいた上で、前回の話の続きを述べ
 ていきたいと思います。


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-.当時の日本の地震学の定説・常識のこ
  とを無視する破廉恥
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 東電を悪者扱いしている者たちを見ていて、つくづく呆れさせら
 れるのは、「プレート境界は滑りやすい」という当時の日本の地
 震学の定説・常識のことを未だに完全無視し続けていることです。
 この定説・常識があったからこそ、一万人を越える津波犠牲者が
 出てしまったのですよ。
 なのに、「自治体により、差が出た」なんてことを話題にして、
 犠牲者の多かった自治体を侮辱するのですから、よほど狂信的な
 『日本の地震学』崇拝者なのでしょうね、この人たちは。
 『日本の地震学』のいたらなさを、死ンデモ認めたくない。
 まさしく「『日本の地震学』のために死ね!」屋さんたちです。
 昔の人は、こういう人たちのことを「キチガイ」と言ったもので
 すが…。

 この定説・常識を尊重する限り、東電の想定は全く落ち度のない
 ものです。
 だから無視するのでしょう。

 一方、「プレート境界が滑りやすいから、大きく動いた(∴巨大
 津波が発生した)」などとほざいている「専門家」がいるそうで
 すが、だったら、なぜ、そのことを防災に活かさなかった(自治
 体や国に警告しなかった)のか?

 「東電は、15メートル越えの津波の可能性を予測していた」とい
 う論も、空虚です。
 それって、東電以外は「15メートル越えの津波の可能性を予測し
 てい」なかったってことでしょう。
 地震や津波の「専門家」たち、および、気象庁は、何やってたの?

 もし東電が想定外となる15メートル越え津波の対策をとって事故
 を防いでいたら、彼らは何というつもりだったのでしょう?
 「東電が15メートル越え津波予想を公開しなかったから、一万人
 を越える津波犠牲者が出てしまったのだ。自分たちだけ難を逃れ
 やがって!」とでもいうつもりだったのでしょうか?
 考えただけでも滑稽ですよね。

 このように、福島第一原発事故の責任について考える場合には、
 「プレート境界は滑りやすい」という当時の日本の地震学の定説
 ・常識のことを無視することは絶対に許されないのです。
 誰も予想できなかったことが起きたことが事故の物理的原因なの
 ですから。

 なのに、それを無視するのは、「何が何でも、東電のせいにした
 い。東電を悪者に仕立て上げたい!」という醜く汚い心理がある
 からです。(どうだ、図星だろ。)

 「プレート境界は滑りやすい」という当時の日本の地震学の定説
 ・常識のことを無視して東電を悪者扱いするのは、反科学以外の
 何ものでもありません。
 福島第一原発事故に関して本当に問われなければならないのは、
 『東電の想定の科学的根拠となった「プレート境界は滑りやすい」
 説が、なぜ日本の地震学の定説・常識になってしまったのか?』
 ということなのです。


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-.未だに「すべりやすい」説に固執する
  異常さ
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 日本の地震の「専門家」たちの「プレート境界は滑りやすい」説
 への固執ぶりには、つくづく呆れさせられます。
 何しろ、あれだけの大震災があったというのに、未だに「プレー
 ト境界が滑りやすいから、大きく動いたのだ!」などという屁理
 屈をこね回してまで、これを信仰し続けているのですから、偏執
 狂としか言いようがありません。

 呆れるといえば、日本の地震の「専門家」たちの偏執狂ぶりを、
 日本のジャーナルが全く指摘しないことも、そうです。
 だから、マスゴミも報じず、故にB層市民も問題視しない…とい
 う破廉恥の連鎖が起きているわけです。

 なぜ「プレート境界は滑りやすい」説が日本の地震学の定説・常
 識になったのか?
 彼らは、そうした問いを発することさえ無意味だと考えているわ
 けです。
 これでは、科学ではなく、宗教です。


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-.定説はいつどのようにして検証された
  のか?
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 日本の地震の「専門家」たちは、一体、何を根拠に「プレート境
 界は滑りやすい」と信じ込むようになったのでしょう?
 それについての話は次回以降に譲るとして、ここでは別の、次の
 ような問いを発してみたいと思います。
 それは、『「プレート境界は滑りやすい」説は、いつ、どのよう
 にして検証されたのか?』という問いです。

 科学においては、検証が重要ですよね。
 検証されていないものは、事実ではなく、ただの仮説にすぎない
 ことになるはずです。

 ところが、「プレート境界は滑りやすい」説は、日本の地震学に
 おいて、定説・常識となっていました。(今もなっている?)
 定説・常識は「ただの仮説」とは違うはずです。
 定説・常識になったのなら、少なくとも、ある程度、検証が行わ
 れ、それにパス(無事通過、合格)しているはずです。
 ならば、その検証は、いつ、どのようにして行われたのでしょう
 か?

 全く奇妙なことに、この問いに対する答えが見つからないのです。
 つまり、検証らしい検証が行われた証拠が、どこにも見つからな
 いのです。
 ということは、検証らしい検証は実は行われていないということ
 ではないでしょうか?

 もしそうなら、日本の地震の「専門家」たちは、ろくに検証もせ
 ずに、「プレート境界は滑りやすい」説を盲信していたことにな
 りますね。
 そして、ただの仮説にすぎない説を、東電に「科学的事実」と教
 えていたことになります。
 もしそうなら、東電はホラフキどもに騙された被害者ということ
 になるでしょう。


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-.古海山も発見できなかった検証の現実
  的限界
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 ろくに検証されていなかったというのは、おそらく事実でしょう。
 なぜなら、「プレート境界は滑りやすい」説の検証は、現実的に
 は極めて困難だからです。
 あんな地下深く、しかも広大な範囲にわたって、プレート境界の
 滑りやすさ(にくさ)を、一カ所の見落としもなく調べることな
 ど、どう考えても無理です。

 実際、彼らは、『支え棒』のような働きをしてプレート境界の滑
 りを邪魔してきた(そのために、歪みがたまりまくり、大震災が
 起きる原因となった)とされる『古海山』を発見することができ
 ませんでした。
 ということは、せいぜい全く不十分な検証しかしていなかったと
 いうことでしょう。

 やはり、東電はホラフキどもに騙されたのです。


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-.サヨク世代お得意の検証怠慢が原発事
  故の最大の要因!
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 ろくに検証もされていない「ただの仮説」を、定説や常識にして
 しまう、この軽薄さ、いい加減さ、無責任さ…。
 でも、当メルマガを購読されてきた方々には、これは毎度お馴染
 みの光景でしょう。
 そう、『予防原則』とやらを振り回す「環境」の分野では当たり
 前の『検証怠慢』です。
 そんな破廉恥を地震学の分野でもやっていたわけですよ、サヨク
 世代の「専門家」たちは。

 やはり、世代病ですね、これは。
 万事、この調子…ってことです。
 それに付き合うのが「良い子」で、付き合わないのが「悪い子」。
 でも、そのせいで原発事故まで引き起こしたとなれば、もはや容
 赦すべきではないでしょう。

 「環境」の分野(に限ったことではないのですが…)でお馴染み
 の『検証怠慢』は、原発事故(や津波大量死)まで招くのです。
 福島第一原発事故と環境ファシズムは、決して無関係ではないの
 です。
 根は全く同じ、真っ赤な堕落精神なのです。
 だから、当メルマガは、これを取り上げ続けるのです。


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-.東電弁護の声を取り上げるメディアが
  一つもない異常
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 当メルマガがこれを取り上げる理由は、もう一つあります。
 それは、東電弁護の声を取り上げるメディアが一つも存在しない
 ことです。

 これは、明らかに異常な社会現象です。
 新聞やテレビといったマスゴミは、よく、殺人事件とかの加害者
 を庇う報道をしますよね。
 加害者の弁護士の声はもちろんのこと、シンパの声や、加害者に
 理解(?)を示す「専門家」(学者など)の声などを、しっかり
 と伝えてくれます。
 「人権」の名において。
 時には、マスゴミの解説員とかが自ら、加害者への同情を煽る論
 説を展開したりすることもあるほどです。
 たとえ、加害者がどんなに卑劣で残忍な犯行をおかしていても…。
 それぐらい、マスゴミは加害者弁護の声を取り上げることに熱心
 なのです。

 ところが、ところが…
 福島第一原発事故報道では、東電弁護の声を全く報じないのです。
 これって、差別じゃないの?

 というか、私に言わせれば、完全な『あべこべ』ですよ、これ。
 東電には「事故を起こしてやろう」なんて故意は全く無かったの
 ですから。
 むしろ、その逆です。
 事故は東電にとっても大損害になることなのですから。
 今のオトナは、そんなこともわからないのでしょうか?

 とにかく、このように、東電を弁護するメディアが一つも無いの
 です。
 それは、ホシュ・ウヨク系でも、ほとんど変わりません。
 東電弁護の声を取り上げ続けているメディアが、どれだけありま
 すか?

 卑劣で残忍な殺人犯だって、弁護してもらえる世の中なのです。
 ならば、東電だって、弁護される権利があるはずでしょう。
 でなければ、不公平です。
 これが、もう一つの動機です。

 というわけで、次回以降も東電弁護を続けるつもりです。
 たとえ、どんなに貶されようとも。

                      (次回に続く)


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-.人殺しのニセ科学=『おしめり気象学』
  を斬る!<11>
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 さて、ここからは、後半の、人殺しのニセ科学=『おしめり気象
 学』を斬る話です。
 『おしめり気象学』は、なんでもかんでも地球温暖化のせいにす
 るためのニセ科学です。
 もう少し丁寧に言うと、なんでもかんでも海水温の高さのせいに
 するためのニセ科学です。
 ですから、海洋原理主義の一種なのです。

 ですが、お気の毒なことに、この夏の猛暑は海洋原理主義を反証
 するものでした。
 今回は、その話をしたいと思います。


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-.水が温暖化を増幅している!?
  ハチャメチャ現象解釈
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 地球温暖化論者たちは「(海)水が温暖化を抑制してくれている
 のだぁ」とほざいてきました。
 つまり、「水の影響が無ければ、温暖化の度合いがもっと酷いこ
 とになっていたのだ」というわけです。

 確かに、水には温度上昇を抑える働きがあります。
 ですが、今現在、水が温暖化を抑えているのだとしたら、海の影
 響を受けにくい所では、海の影響を強く受ける所よりも、温度上
 昇の度合いが酷くなっているはずです。

 具体的に例を挙げると、たとえば、四方を海に囲まれた日本より
 も、大陸内陸部に位置するモンゴルとかの方が、より酷い温度上
 昇に見舞われているはずなのです。
 では、本当にそうなっているのでしょうか?

 8月末から9月初めの気温を某テレビ番組が報じるのをたまたま
 見たのですが、ぜんぜんそうなってはいませんでした。
 日本では最北の稚内でも夏日だったのに、ウランバートルでは20
 度台前半だったのです。
 これって、おかしくありませんか?

 確かに、ウランバートルの緯度は樺太のそれぐらいですから、稚
 内より気温が低くても不思議ではないのですが、大陸内陸部ゆえ
 海からの影響が少ない(∴温暖化抑制効果が受けにくい)わけで
 すし、また、まだ昼間が長く太陽高度(傾度)も大きい時期なの
 ですから、稚内並かそれ以上に最高気温が高くなっても良さそう
 なものなのです。
 なのに、そうなってはいなかった。
 ということは、海の影響が大きい稚内の方が、海の影響が小さい
 ウランバートルよりも、「温暖化」の度合いが酷かったというこ
 とになるでしょう。
 したがって、「水が温暖化を増幅している」ということになって
 しまうのです。

 これは全くあべこべな話です。
 水が温暖化を増幅するなど、物理的にあり得ないことです。
 ということは、この夏の猛暑は地球温暖化によるものではないと
 いうことでしょう。

 ちなみに、水が熱エネルギーを放出するのは、低温のものに出く
 わした場合です。
 もうおわかりのように、それは寒気です。
 そして、それは、地球温暖化の原因である温室効果が高まった状
 況では発生しにくいものなのです。
 ということは、地球温暖化は起きておらず、故に、海水温の上昇
 がこの夏の猛暑や豪雨などの原因であるはずがないのです。

 「あれも(海)水のせい。これも(海)水のせい。」と欲張りす
 ぎたために、自己矛盾を起こしてしまい、インチキがバレちゃっ
 たのです。
 結構マヌケです。(笑)

 海洋原理主義はマヌケにしか理解できないニセ科学です。
 そして、その上に立脚しているのが『おしめり気象学』なのです。
 それでも信じる?

                       (次回に続く)

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